制作を支える意外な小物

絵を制作するには絵具に鉛筆・紙あるいはキャンバスが
必需品なのですが
そういう「世界堂に売っているいわゆる画材」とは別によく使っているものがあります。

今回はそういう、意外な小物をご紹介してみようと思います。




●ペンチ

penti1706140001.jpg




固まった絵の具のチューブの蓋をこじ開けるのに使います。



理想的には、絵具をパレットに絞りだしたら
チューブの口と蓋をきれいに拭こうね、ということらしいですが
私はさぼりがちなのでときどき蓋が固まって開かなくなります。
そういう時にペンチがあると大助かり。

あと、チューブから最後の一絞りを出すときにも使えます。
チューブの肩のところを上下から思いっきり挟むと
その部分にたまった絵の具が出てきます。





●はさみ

hasami1706140001.jpg


最後の一絞りをチューブからしぼりとったあと
さらにはさみで切り開いて、中に残った絵具を筆でとります。

いや、意外と中に残っているんだって!使い切らなきゃもったいないよ。

ビンボーくさいかもしれないが使わない手はない。





●ラップ


rap1706140001.jpg



画学生時代からお世話になっています。

制作が終わるたびに
パレットに出した絵具をラップでカバーしておきます。
絵具にゴミがたかるのを防いだり、絵具がほかのところについたり
固まってしまうのを防いだりできます。




●ジャム等の空きビン

akibin1706140001.jpg


油壺に使用。上は使用中の様子です。

木製の折りたたみパレットには専用の油壺がついていますが
空きビンを別に用意した方が
口も広く、水平面に安定して置けるので使いやすいです。

ほかにも、筆を洗う時に洗浄液を入れるのにも使っています。




●丈夫な棒状のもの、あるいは板

bou1706140001.jpg


細かい部分を加筆する時に使用。
油絵の具は乾燥が遅いので
キャンバスに手をついて描けない時があります。
そういう場合、キャンバスの角に棒を立てかけて
その上に手をついて描きます。


写真は比較的大きな作品に使っているもの。
キャンバスの上の縁に立てかけて使っています。


専用の「モールスティック」という器具もありますが
古くなった太い筆とか、使わなくなったハタキの柄とかでも間に合います。

ちなみにフェルメールの作品「絵画芸術の寓意(別名・画家のアトリエ)」では
フェルメール本人とおぼしき画家が
このモールスティックを使っています。




●ペットボトル

pet1706140001.jpg



水彩用。
いつ描きたくなっても描けるように、水をためて部屋に置いてあります。




●すべり止め用グッズ(ゴム製のシートとか)

gomuban1706140001.jpg


制作中の大きなキャンバスは
壁に立てかけていることが多いのですが、
やっぱり自分の重さに耐えきれず滑ったりするので、下に敷いています。

あと、過去の大作をひっぱりだして見比べるときも重宝してます。






番外編


●CDおよびCDラジカセ

cd1706140001.jpg


10年以上前から使っている年季モノ(笑)。
制作中のBGMにCDは欠かせません。
そのためにDIOのアルバム全10枚を買いそろえたんだもんね。




意外な小物シリーズ、いかがでしたでしょうか。

画家と名のつく職業の人は、画材以外にもかなりいろいろなものを使って
その人独特の世界を作っているものですが
こういう、制作には直接かかわっていない部分の裏話も
外の世界から見れば面白いんじゃないかと思って書いてみました。
関連記事

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)