共感覚者だと知ったとき

さて共感覚です。

ws,1共感覚0001
(音楽の一節による)

私が共感覚者だと分かったのは、19歳のとき。
実はアスペよりもはやかったの。



慶應義塾大学のスクーリングで心理学(知覚・認知)を受講して
こういう現象があると知りました。


それで初めて、
「あ、私って特殊だったんだ~」と分かったんですね。

だってそれまで、
ほかの人たちもみんな同じだと思っていたから。

共感覚者にはよくあることみたいです。
みんな同じだと思っていたのが、あとから
実はそうではないって判明すること。


たとえばこんなシチュエーションにぶつかったとき。

「この音楽はきれいな色だねえ」
とか言って・・・

「え、どういうこと?」

「え、だってきれいでしょ?」

「音は分かるけど、色って何」

「このメロディーはすごく鮮やかな黄緑色で、さっきのは深緑で、
どっちも少しも濁っていない、透明なガラスみたいな色で」


「・・・(沈黙ののちに)そんなの見えるの??」

「え、見えてなかったの?」

「ウン、見えない。だって音に色なんか付いてないでしょ」



こんな感じ。
それでよーやく、気付くわけですよ。
日常生活の中で自分が共感覚者だと分かる場合は、
たいていこの会話のように「感覚のずれ」が表に出てきて、
それがきっかけになるようです。

私の場合、心理学の講義という場で出会ったのは
ある意味幸運だったかも。
ちゃんとした学術的な場で、自分のことを知って
「共感覚」という名前まで得ることができたし。

私病気なのかな?とか、
余計な心配をする必要がなかったんですね。

ws、12曲目 共感覚0001
(これも音楽の一節)


その講義のことをもっと書きますと。

先生いわく
「毎年必ず、受講生の中に一人か二人は『自分もそうだ』って人がいるんです。
私は毎年それを調べているから、あとでアンケートに答えてください」


それでアンケート用紙が回ってきました。


ええ、書きましたとも。

はじめて「自分自身を知った」ことがうれしくて
言葉で色が見えること、
その色は何年たっても同じであること、
そのほか大いに書いちゃいました。

ちなみに、その時の受講者は200人くらいはいたかな?

アンケート結果になったのですが、
何と、先生は私のアンケートを取り上げてくれて
「この人はかなり本格的だね!」だそうです(笑)。

その年はほかにも数人、共感覚者だという人がいて
先生、「今年は収穫が多い」と喜んでいました。


共感覚について、ウィキペディアで正式に調べてみましたので
ご興味をそそられた方は下のリンクからどうぞ。
私も知らなかったこと、けっこうありました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A#.E9.9F.B3.E3.81.AB.E8.89.B2.E3.81.8C.E8.A6.8B.E3.81.88.E3.82.8B.E5.85.B1.E6.84.9F.E8.A6.9A

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)