カダフィの死に想う

フェイスブックのほうでは書いたのだけど
カダフィがやられましたね。

お悔やみを言うつもりはないのですが(←あったら大変だろ)
私なりに、いろんな意味で感慨深いのです。

全身像鉛の皇帝11.3.8.
こちらはどことなく似た風貌の“皇帝の肖像”。



カダフィっていかにも
私の空想大陸に出てきそうなキャラなんですよね。
何しろ、“皇帝”という登場人物がレギュラー化しているし。

実は、リビアが騒がしくなり始めた直後から
結構いろいろな方にも言われてきたの。
「キミの世界に出てきそうだよねー」と・・・

私は自分の空想世界を通じて
「支配する男」の複雑なイメージを追い求めてきたので、
独裁者の末路をニュースで見ながら
いろいろな感情が湧いてきましたよ。(あまり詳しくは知らないのですが)

やったーと思い、哀れと思い、この先どうなるのと不安になり、
生まれ変わった同じ国で、誰かが同じ轍を踏んだりしないことを願い・・・

もちろん、私は独裁国家はいやだし
秘密警察に監視される日々なんてまっぴらごめんですよ。



それを強く自覚した上で、つい考えちゃったのですが


なぜ、そこまでしなきゃならなかったのかしら?
よっぽど人が信じられなかったのかな?
それならどうして?

強権支配をした人によくあるパターンは、
本人の心が恐怖に支配されているということ

「いつか自分は裏切られる」
「いつか誰かに殺される」
そんな妄想にとりつかれているから、
どんなちいさな隅っこまでも抑えつけないと気が済まない。

独裁者は結局、孤独です。
誰のことも信じられず、誰からも信用されない。
恐怖されても愛されることはない。(たぶん)


私は「支配する男VS反逆する男」のテーマを
よく描くのですが
基本的には、やっぱり反逆する男のほうをひいきしています。

ただ、カダフィのことがきっかけで
支配する側の内面も、さらに深く突っ込んでみようかな――と思いました。

同情や免罪とはまったく関係なく、ただ人間の心理として興味がわいてきたの。
(まあ、中には本当にアホなだけの独裁者もいるでしょうが・・・)


企画展の最中にこんなネタを書いたのは、
今回の展示に、はからずも皇帝陛下がよく出てきたからなんですね(笑)。
UPした作品もそのうちの一点。

これに関してはまた今度、作品を解説しつリポートいたします!
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