ニキ、アスペを語る@コスモスの会

アスペルガーの証言者デビュー第二弾です。
(デビューって・・・この先があるといいんだけど)

12月10日は小田原の「コスモスの会」の例会で
会の皆様の前でお話ししました。




私のいるところから見るとこんな感じ。
コスモス会場最初0001

今回は全体で22人か23人ぐらいかな。

私が、子供のころからアトピーでお世話になっている
神山アレルギー科・小児科クリニックという
病院がありまして、
院長の神山務先生がコスモスの会の会員なのです。

コスモス 神山先生0001
こちら神山先生。

私ももう10数年
神山先生に診てもらってます。
ちなみに神山先生のお誕生日は12月25日
人を助けるために生まれてきたようなものですな!

(さらにちなみに、私の誕生日は2月13日。
 宗教画家ルオーの命日にしてブラック・サバスのLPデビュー記念日。
 神の休日でしょうか/爆笑)


こちらはコスモスの会事務局・企画担当の柳田裕美さん
コスモス柳田さん0001

瀬戸屋敷での個展でお会いしたのが
今回のきっかけになりました。


まず最初に出席者みんなが自己紹介のあと
神山先生が私を紹介して下さって、
そのあとに私の時間。

持ち時間がけっこうあったので
かなり詳しく話せました。


構成はこんな感じ。


作品紹介(画像のほかナマもあり!)と世界観の解説

自分のもっている世界にアスペルガーがどのように影響しているか

自分の特質であるアスペをどうとらえているか

質問にお答えします☆

コスモス作品取り出し0001

作品を披露する私。

コスモス 作品紹介0001

コスモス作品解説0001

実物を示したり、スライドを使ったりしながら


「この作品は震災直後に、実際に見た怖い夢を元にして描きました」

子供のころからの恐怖や不安が私の作品世界を作りました」

「その恐怖と不安には2種類あります。
 直に体験したことと情報として見たものと

「直に体験したのは、
 音や空気の震えに極端に敏感でちっとも心が休まらないこと、
 そして人間関係などです」

「情報として見たものは、ニュースで見たショッキングな画像・映像のたぐい。
 まるでその場にいたように感じてしまうため、客観的に見られないのです」


などと、自分の頭の中を解説しました。

コスモス会場全体0001


③はとくに詳しく話したはず。
私が話したのは次のようなこと。


「アスペだと分かった時、
『自分とは何者か』という長年の謎が解けて
すごい解放感だった」

「自分自身のことを理解し、説明するキーワードを手に入れたことで
はじめて人生に対して積極的になれた」

「『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』
という名言があるけど
アスペと分かったのはまさに、
敵を知り同時に己を知る出来事だった」

「ただし、だからといって
障害に感謝はできない
自分が抱えた多くの問題や、辛い経験をたどると
一番の原因にアスペルガーがあるから」

「私の作品世界はアスペがもたらしたもの。
それを表現し、発表することで
もっと多くの人にこの障害のことを知ってほしい」

「障害を隠すつもりはぜんぜんなかった。
だって、隠すよりも、オープンにしたほうが
ずっと私のことを説明しやすい
から」

「私はアスペルガーと分かってから
アーティストとして生きるよりほかないと感じた。

だからみなさん、これからもよろしくお願いします!」


だいたいこんなかな。



そのあと、質問タイムになったのですが
たくさん出たのでなんか嬉しかった。

その中で
「作品もっと見たいです!」というご要望にお応えして、
持ってきた画像をスクリーンに映しながら
解説やっちゃいました。

終わった後でも油彩を見に来て下さる方がいて
実質的に時間が延びてたかも(笑)

コスモスお土産10001
コスモスの会からのお土産。

コスモスお土産20001
神山先生からもお土産!
練り製品の山です。さすが小田原。


コスモスの会の皆さん、神山先生、
ありがとうございます。


さて。


12月9日・10日と
連続で「自分の頭の中を解説する」という
今までにないチャレンジをしてきたのですが。

私自身にとって、自分という人間を理解する&まとめる
いい機会だったと思います。

どちらの会場でも聞いたことは
「当事者が話すことは珍しい」ということ。

そりゃそうだよね。

嵐のなかを生き抜いている時は
自分が何をしてるか、どうなっているかなんて
とても冷静には考えられないもの。

だからこそ、「言葉を使えるようになった」ことを
大切にしたいなあ、と思います。


やっと獲得した宝なんだから。


皆さんにもお礼しなきゃ。

二日間のリポート、
読んでくださってありがとうございました!

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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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