プルガダイスにも聖夜は来ます

みなさん、今日は12月24日ですね。
私の空想大陸にもクリスマスはありますよ、ちゃんと!

アッシュエル聖夜用彩色0001
【“元の栄光の中の天使”  2011年12月24日 水彩・鉛筆】


この天使、クリスマス・イブにUPするために描きました。(間に合ってよかった~)

上の作品の下描きがこちら。↓

アッシュエル聖夜用線描0001

「元の栄光の中の天使」
というのはほかでもなく、

この天使、私がいつも描いている
あの黒い天使アッシュエルの最初の姿なのです。

何度も描いているうちに
一度、かれが無傷だったころの姿を
作品にしてみよう、
と・・・

彼は“核戦争で被爆した天使”という
インスピレーションがもとになっていて
最近では核戦争にとどまらず
人の罪や業を背負うようになってきました。

一種の“堕天使”ですが
ここではまだ、そんな苦しみも知らず
無垢だったころの姿です。


翼は左右そろっているし
目も両方ともあります。
服も綺麗です。
髪は赤毛と金髪の中間ぐらい。
(被爆後に髪が黒くなるのは、焼けてちぢれたせいか
それとも「黒い雨」で染まったせいかもしれませんね)


いつもの凄絶な姿を見慣れているせいか
私自身けっこう新鮮でした。

やはり本当は綺麗なんですねえー
やせても枯れても天使ですから。


これが「あの」姿になってしまうことを考えると
なんか私自身、悪魔になったような気分に・・・


ただ、瞳の色だけは変わらず。
黄金色に輝いています。


アッシュエル聖夜用彩色 顔
“堕天”前。

アッシュエルの顔 拡大0001
“堕天”のあと。

ほら、ね?


悲しみの天使のイメージは普通に描いているのですが、
本当に“天使らしい”天使は初めてかもしれない。


水彩で光り輝く感じを出すのに苦労しました。
北方ルネサンスの名画とか、かなり参考にしたんですよー。

服は自分でデザインしました。
襟と袖の金らんとか、下に着ている緑の服と
上着の色の調和とか
大変でしたが楽しかったです。
私にしてはめずらしく、ひたすら綺麗なものを描こうとしたためでしょうか。
心が洗われるようでした(笑)

いや、ここまで「美しいものを描こう」とするのって
めったになかったんですよ。
最近になって、子供とか赤ちゃんとか花とか
かわいいものに目が向くようになって
昔に比べると感性の幅が豊かになってきたような気はするのですけどね。



そうそう、天使と言えば
こんな思い出が。

私は小学校がキリスト教系で
そこでは学芸会の代わりにクリスマス会の劇をやるのです
イエス・キリストが生まれたときの「降誕(こうたん)劇」というもの。

劇には1・2年生が出るのですが
私は1年の時に天使役で出演しました。
天使といってもセリフはなくて
ただ、後ろで一緒に讃美歌を歌うだけの役。

2年の時は、もしかしたらマリアを演じられるかな?
というところでして
実際に私を推薦して下さった先生もいらしたようです。
でも、やはり信者の子でない生徒では
まずかったのでしょうね。
演じたのは教会員の子でした。


学年があがるごとに生きづらくなっていった
小学校生活の中で、
クリスマス会はほとんど唯一
輝いている思い出です。



それでは、
みなさんにとって今日のクリスマス・イブが
素敵な日でありますように☆

コメント

湧き出る光

いいですねえ、ほんとにきれいです。
光が湧いて出てるみたい。
な~んにもない私のクリスマスですが
この美しい姿を眺めてるだけで
賛美歌がきこえてくるようです。
アッシュエルは、いつかこの姿に戻るのでしょうか。

Re: 湧き出る光

たった今、パソコンを開いていたら「新着コメントのお知らせ」が。
すぐに承認・お返事へ直行です(笑)

ほんと―――――うに初めてです、こういう天使の姿を描いたのは。
逆に考えると、傷つき汚れた「闇の天使」の姿を
ずっと眺めていたからこそ
もとの光の中にいるときを描けるようになったのかもしれません。

今まで出会った多くの人のおかげでもあります。

私はかなりダークな世界観を持っていますが
それでも、(もしくはだからこそ)
そこからの救済も強く求めています。

彼がこの姿に戻る時・・・来るといいなと思います。

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