「ニキの世界・プルガダイス」リポート1

今回から、「ニキの世界・プルガダイス」展のリポート行きます。

niki個展、パリ・お客様0001
こんな具合にね、たくさんの方が来てくれたのです!



今回は60点ほど並びましたが、
そのほとんどは未公開作品という、自分でも予想以上の充実した展示でした。
このために描いた作品も多かったしね。


会場の外、ウィンドウ。
ニキ個展パリ・ウィンドウ0001

はい、すでに作品が一点出ております。
“我がささやきは汝とともに”がお出迎えです。

我がささやきは汝とともに ウェブ用0001

これを見て入る気になった方が何人もいたみたい。
「お!?」と思ったのかもしれませんね。


入ってすぐのところ、左側の壁。

ニキ個展パリ・入口20001



正面の壁。
真中にあるのは新作のF30号、“月の夜、都に死す”です。

ニキ個展・入口10001


ギャルリーパリは、入ってすぐの空間が
直角になっていて、
ここだけで一種、独立した展示スペースのようになっているのです。
そこで、ここには
私の世界観を象徴的に表してくれる作品群を飾ることにしました。

まず左の壁に“白い十字架のある風景”
そして“消えない歌”

どちらも語り継がれてきた殉教のイメージですね。

正面には左に幼い子供、“肖像”シリーズより。
怯えながら世界を見つめる、かつての私自身でもあります。
中央の、青年を抱きかかえる
観音かマリアのような女性は
悲しい現世における、永遠の優しさ。

そして右には、
ことによったら私の最重要イメージである黒い天使。
“黒天使ふたり”、DMに使った作品です。


内部の様子。

ニキ個展パリ・内部0001

かなり広い空間ですね。

もうちょっと中に入っていくと・・・

ニキ個展パリ・ニキと新大作0001

最新の大作が左の壁にあります。(ちゃっかり一緒に写っちゃってます)
これ、また今度解説を書きたいと思いますのでおたのしみに。


右の壁。

ニキ個展パリ・右の壁油彩0001

中央が肖像シリーズ

右が新作のF20号“無名戦士のピエタ”
今までにない色調なのは、
自分で試してみたかったから。
わりとグレーやセピアの色調が多いので、
「せっかくだからもっと色も探求してみよっかな」と。
メインカラーは、春蔵絵具の「エメラルドグリーン」です。


春蔵絵具と言えば、この赤でしょやっぱり!

ニキ個展パリ・殉教者の頭部

“殉教者の頭部”

洗礼者ヨハネの頭部のイメージに、
壁に飾った能面をも意識して描いています。
マットな空間に人物の面(おもて)だけがフッと浮かび上がる、という。

背景の赤が印象的ですが、
これは春蔵絵具のカーマインを塗り重ねたもの。


番頭さんと社長さん、今回の個展にもしっかり来て下さいました☆
この、春蔵絵具のお2人は
私を最初期に見出してくれた方々なのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください→http://niki200705.blog.fc2.com/blog-entry-47.html
                        http://niki200705.blog.fc2.com/blog-entry-54.html


今回の目玉は何と言っても大作ですが、
こちらのコラージュだって陰の?目玉。

ニキ個展パリ・コラージュ0001


画廊の方からも評価高いんですよね!嬉しいことに。
ご覧になった方からは、
「描いたところと貼ったところの境が分からない。
不思議なくらいすっかり溶け込んでいる」
という評価をよくいただきました。

画廊のオーナー、森田彩子さんによれば
これこそ、コラージュの腕の見せどころなんだそうです。

2011年3月の地震直後から、
半年間に集中して制作したシリーズというところに
深い意味があるような気がします。

生れてきたのは昔から持っていた黙示録的イメージが多いですが
震災という大きな出来事にぶつかって、
やはりどこか「頭のタガがはずれた」
みたいなところがあったんでしょうね。
そこに「コラージュ」という技法が降って湧いたように頭に浮かんできて。

偶然と言えばすごい偶然、
でも必然とも言えそうな
私の中でも特異な位置を占めている作品です。


正面の壁にはちょっと“天使シリーズ”みたいな感じで並べてみました。

ニキ個展パリ・天使コーナー0001

真中はもうおなじみのF50号、“わが現代の天使”

左右の小さな作品はすべて新作。

必ずしも天使そのものは出てこないのですが、
“天使を待ち望む人々”というテーマがあります。



さりげなく登場、でも超力作(笑)、
元日のご挨拶用にブログでUPした“異世界からHappy new year!”

Gpari個展ウェブ用20001



窓辺に飾った小品。

Gparis個展・風景0001


こちらは大作のお部屋!(ニュアンスによって小品もだしたけどね)

ニキ個展・パリ20001

瀬戸屋敷で出展した作品もあります。
でも会場が替わると、また雰囲気も違ってくるでしょ?

右壁の、ターコイズブルーのトーンが綺麗な絵も
今回のために描きました。


作品はまた個別に紹介&解説していく予定です。
「画像が小さくて見えんゾ」と思われるかもしれませんが、
ご安心ください(笑)。

今回の個展には多くの方が来て下さいましたが
その「客層」がまたおもしろすぎるのですよ!
で、次回以降はここで出会った人たちについて書こうと思います。



そうそう!
個展の様子を横浜の有名人、通称・moimoiさんという方が動画で撮ってくれていたのです。
こちらで見られるはずですので
ご興味があったらどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=Inn7jE5xOa8

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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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