劇画、その舞台裏

前回、劇画の記念すべき第一回をUPしました。
予想以上に好評のようなので
描きはじめた甲斐があったな・・・としみじみ。まだ一回目だけどね(笑)

そこでですね、
今回はその制作のありさまををお見せします。


劇画一コマ目 完成

こちら、劇画のひとコマ目。
これが完成にいたるまでを再現してみます!




まず最初、下描きの段階。
透視図法の補助線とか、ばっちり見えちゃってますね笑

劇画の一こま 下絵0001




第二段階。ペン入れ。

劇画の一こま ペン入れ段階0001




第三段階。ベタ入れ(墨の部分を塗る)。
背景の暗い部分にも入れてます。

劇画の一こま ベタ入れ段階0001




第四段階。トーン貼り、トーン加工、および細部の修正。

劇画ひとこま 仕上げ0001



ここまでで原画は完成。
このあと、別に印刷したセリフを切り抜いて画面に貼ると・・・


最初にお見せした、この状態になるわけです。


劇画一コマ目 完成

私は突然、「劇画」という表現形式に
目覚めてしまって、
生まれて初めて本格的に描いているのだけど

思っていたよりもまごつかなかったのは
スタートとして幸いでした。


いや、子供のころ
漫画家を目指してる友達がいてね、
その子に基本的な描き方は教わったことがあります。
それを20年近くたっても
記憶していたのがよかったのか・・・?笑

いや、それ以前に
私自身絵描きでした。あやうく忘れかけてたよ。
もともと、風景や人物を
油彩で日常的に描いていたのでしたね。

そのおかげで、ペンとインクという
新しい画材にも比較的はやく慣れることができたのかも。


よかった!油彩やっていて!



でも実際に描いてみて、心から感じ入りました。


漫画や劇画ってのは
なんと膨大な労力を必要とすることよ!!
って。

特に描写の細かい作品とか、リアルな作品とか
こんな大事業をよく毎週、あるいは毎月できるよなあ。
ひとコマ描くだけでも、こんなに手間がかかるのに。


漫画家のみなさんが「〆切!〆切!」ってよく言っているけど
そりゃとうぜんのことよね。


だから私、最近では漫画家と名のつく人たちに
多大なる尊敬の念を抱いております。


漫画や劇画は、ファインアート(絵とか彫刻とか)より
一段低く見られているけど
ぜーったいそんなことないって!

注ぎ込む労力・体力・技術力は同格ですよ。



本来、画家である私がそう実感したと言えば
ちょっとは説得力あると思うんだけど(笑)



こんな感じで、今もコツコツ描き続けています。
とにかく連載を始めてしまったのだから、何としても最後まで描き切らないとね☆
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