アンデパンダンで作品評もらいました

こんにちは、ニキです。

本日は、みなさまにお伝えしなければならないことがあります。

3月から4月にかけて、国立新美術館で日本アンデパンダン展に出展したのですが
その「批評と感想」に、私の作品のことが書いてありました




まずは、日本アンデパンダン展からこんな封筒が。

あんでぱんだん批評封筒0001

中を開けてみると・・・

あんでぱんだん批評と感想0001

「第65回 日本アンデパンダン展 批評と感想」

この中に、「若い層の作品を中心に見て」(百瀬邦孝氏)という欄がありまして

あんでぱんだん本文0001

右の方にご注目。

あんでぱんだん ニキ0001

――「『不在者の帰還』で人間の存在そのものを問いかける」

私の作品について言及が!!


・・・いま気がついたんですけど、名前が若干違っちゃってますね(笑)。
「安藤」が「安東」になってます。

でもおそらく、いや間違いなく私のことでしょう。
「ニキ」という名前は日本人にはきわめて珍しいですから。
よくある「赤ちゃん命名辞典」とかにも、載ったためしがないくらいですもん。



とにかく、びっくりでした!ありがとうございます。
今回は作品とキャプションを展示するだけで、解説のパネルとかはなかったのですけど
それでもテーマをしっかり受け取ってくださった!

なにせテーマが「人体の痕跡」ですから。


評されたといっても、そんな長々と書かれたわけじゃありませんが(笑)
初出展でしたし、なにしろアンデパンダン展には
30室あまりの会場に何百という作品が展示されますからね、

とりあげてくれただけで感謝。



でね、最初のグラビアにこんな写真が。

あんでぱんだんWAPA0001

下に掲載されている写真はWAPAのインスタレーションで、
22日のトークショーの時のものですね。

WAPAは、私が昨年からときどき出展している集団です。
増山麗奈さん・村田訓吉さん・滝沢泰子さんの3名が発起人。
麗奈さんと村田さんのお二人はここに写ってます。


やはりというか、アンデパンダン展全体を見ると
3.11の震災や、その後に起きた実際の出来事をテーマにした作品がすごく多いのです。
「あ、これは『あのこと』を描いているな」とはっきり見て取れる作品。

そんな中で、直接的な問題を提示しない私の作品というのは
もしかしたらエタイのしれない作品だったかもしれないな・・・
と、ちょっと思います。

『あのこと』が作品中に出てこないのに
雰囲気は漂いまくっていたりしますものねぇ。
しかも震災の前の年に描いてるし。



俗に言う「社会派」になれないのはそこなんでしょうね。

実際に体験した恐怖が、作品のもとになってはいますが
恐怖を外から見て描いているのではなく
自分自身が恐怖の当事者になってしまう。

私が描くのはあくまで「あの恐怖が自分に何をしてくれたか」なのです。


そうそう、そのトークショーの時に
日本美術会会長の首藤教之氏のお言葉。

「現実をテーマにした作品が多いが、
『このような世界にしたい』という希望を描いた作品も見てみたい」


みたいなことをおっしゃっていました。


私もいろいろなところで、けっこうこういう言葉はいただくんです。
愛とか平和とかを描くことはないの?と。

そのたびに思うのが
「こりゃあ私の一生のテーマだな・・・」ということ。

一生のテーマだというのは、
描けるようになるのに一生かかるかもしれないという意味です。


ジョン・レノンの歌じゃないけど
なにも苦しみのない世界をイマジンすることができたらどんなにいいだろう。
それが描けたらどんなにいいだろう。

でも少なくとも今の私にとって、それはすごく難しいんです。


自分にとってリアリティのあるものしか描けない私にとって、
「それ」はほとんど見えてこない。
無理して絵筆でつかもうとしてみても、まるで霧をつかんでいるようで形になってくれないのです。
蜃気楼よりも実在感がない。


私にとっては、ずっと長いこと
悪夢こそが現実であり、恐怖と哀しみこそは最もリアリティのある感情でした。


ただ、そこから抜け出したいという思いは現実感以上に強い

私が持っている(と、多くの人が言ってくれる)独特の作品世界は、ここからきているのでしょう。

無理して「見えない希望」を描こうとするよりは、
絶望なら絶望を正面から描きたいんです。願いも一緒にね。

描ききったら、その先にようやく何かが見えてくるかもしれない。



アンデパンダン展、来年も出そうかな?
その時にはどんな作品が並んでいるんでしょうね。

コメント

掲載おめでとう

 『批評と感想』に取り上げられた事おめでとうございます。数ある中から、初出品で、仮令え2行と謂えども批評が公開されたのは、素晴らしい作品だったからだと思います。
 改めて前のページに戻ってニキさんの作品を観て見ました。

Re: 掲載おめでとう

抹茶@足柄の里さん
ありがとうございます。アンデパンダン展に出すのは本文通り初めてだったのですが、作品をご覧になった方からお手紙が届いたり、嬉しいことがたくさんありました。来年も出すことを考えております。そのときにはもっといい作品になっているように努力します!

おめでとうございます!
とっても嬉しいことですよね(*^_^*)
これからも勝手に応援しています!
ブログもまた遊びにきますね。

Re: タイトルなし

ayacocoさん、こちらこそお祝いと応援ありがとうございます。
何度も遊びに来てみたくなるようなブログがかけるようにがんばります!
これからもよろしくお願いいたします。

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