「芸術の存在意義『展』 №9はじまります!

芸存9 ニキのエリア0001

どうも、ニキです。
国立・アートイマジンギャラリー
「芸術の存在意義『展』NO.9」
の搬入に行ってまいりました。



片道二時間の旅で、向こうで作業をすませて
日帰りでしたが
なんだか1週間ぐらい旅をしてたような感じ・・・
帰ってきたらぐったり。



芸存9 飾り付け中0001

飾り付け途中の様子。



芸存9 展示完成0001

完成したところ!


中央の小さな作品群は、未公開だった作品&新作の数々!です。




芸存9 ファイル0001

劇画作品もファイルにして展示しました。
会場には椅子がありますので、ごゆっくりお読みになれます。




今回の企画展で、思わず
「へええええ!」とうなっちゃった事件がありました。


ギャラリーのHPで
「芸存9」の作家紹介と作品評のページがありまして
以下のリンクからみられます。

http://www.art-imagine.com/2012k_geison_3.html


で。

お読みになると分かりますが
私の作品に「宗教画のパロディのような・・・」という評が。


・・・



 


まずびっくりして、今でも少々びっくりしたままです(笑)。

私自身にそういう意図がぜんぜんないもんだから。





パロディというと、まず“笑いの精神”ですよね?
「本家」をネタにした、
諧謔・おかしみ・風刺・ユーモアを主とする作品、という。


私はたしかに、宗教画には大きな影響を受けています。
そして、その作品が宗教画を「モロになぞった」作品ではないのもたしかです。


ただ、
私の作品を見て笑えるかなぁ・・?


思わずつぶやいちゃいました。






第一、参考作品で出ている二点は
東日本大震災のあと、たった2カ月ぐらいあとに描いたから
パロディの精神なんて入る余地がないわけよ。





私の“宗教画を思わせる作品”は
パロディというよりは本気のリスペクトに近いもので
キリスト教的世界の“救済”の形を
私なりに求める中で生れたものだし。



私にも「笑い」に反応する感性は人並みに?ありますけど
それは主に劇画作品の方で発揮しているつもりでした。

のっぴきならない状況で、思わず生れるユーモアとかね。




にもかかわらず、油彩の方にも
そういうユーモアというか、洒落っ気?が垣間見られるのでしょうか。





ただ、パロディという言葉も
必ずしも笑えるものだけに使われるわけではないんです。
「笑えないパロディ」みたいなのがあるんですよ。



たとえば、ゴールディングの『蠅の王』
『十五少年漂流記』のパロディと言われることがあります。

収容所文学のいくつか
“現代版・地獄めぐり”という意味で
ダンテの『神曲』のパロディとも言われます。

また、サドの辛辣でエロティックな作品群
同時代の教養小説のパロディと呼ばれることもあります。



しかし、どれも
とても笑えるような内容じゃありません。



『蠅の王』なんて、
無人島に漂着した子供たちが仲たがいし、殺し合うという内容ですよ。
こっちの方が人間の真実に近いぞ、とゴールディングは言うわけね。


これらは「笑わせよう」というよりは
すでに権威を得ている形式を使って
新たに自分独自の世界観を表そうとした
ものです。



だから、どちらかと言えば
私の世界はこっちに近いのかな・・・?
「パロディ」という言葉を使おうとすれば。




以前、「批評って面白いよー。
自分でも気付いていなかった自分の一面が見えたりするから」
という言葉をもらったことがありますが


ほんとに面白いよ(笑)。




ただし、HPで評を見て
私の作品に「笑えるもの」を期待すると・・・
会場に一歩足を踏み入れて

「な・・・なんじゃこれは!?」


ってなことになるかもしれません!


そのあたりをよろしく(笑)。






「芸術の存在意義『展』 №9」(第三期)

8月16日(木)から21日(火)まで、
時間は12:00~19:00、最終日は16:00までです。


18日の15:00から
ギャラリートークあり。私もしゃべりまくりたいと思っております!!!


アートイマジンギャラリー

中央線国立駅 南口より 徒歩5分

〒186-0002 東京都国立市東1-15-33 ヒロセビル 5F

携帯:080-2069-4308 (担当:吉田)  TEL&FAX:042-595-9612
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