共感覚がアートになる時

“壁にあらわれた天使” 2012年9月 油彩 M40号
【“壁にあらわれた天使”  2012年 油彩 M40号】

この天使の絵、
最近のけっこう代表作みたいになっていて
西相美術受賞者展(明日10日まで!)にも出している作品ですが
これも共感覚入ってます



GALLERY ART POINTの「New Year Selection2013」に出していた
【星と黒煙】と同じ曲。

ブラック・サバスの「After All」ですね。


制作の秘密の記事に書いたとおり
“部屋の中に黒い霧のようなものが降ってくる”イメージが
ここでは天使の姿になっています。

何もない、部屋の白い壁に
黒い霧か、雨のようなものが降ってきて
それがだんだん天使の形になっていく。

この、天使の形になっていくところは
共感覚からさらに意図的にイメージを広げたもの。
(共感覚はほとんど条件反射のように浮かぶので
意図的にイメージを広げるのとはちょっと違うのです)



共感覚シリーズを描くきっかけになったのは
2012年はじめの個展で
シリーズの評価が意外に高かったのと
劇画という表現ツールを開拓したこと。
人を描きたい、ストーリーを表現したい、という目的に
劇画は最高にマッチしていたのです。

そこにもうひとつ、
「共感覚を描くことの意義を見出した」ことがあります。

何ていうのかな、
さきほどちょっと触れたように
共感覚って条件反射のように起こるから
自分の持っている世界観とかテーマとかが
あまり反映されていないような気がしたんですね。


でも、考えてみたらそうでもなかった。

ここにも
私の世界観やテーマはしっかり出てきていました。

なぜかというと、
印象に残った共感覚というのは
私の最も好きな、もしくは印象に残った音楽などから
来ているわけだから。


たとえばそういう音楽には、
自分の持っている内面がかなり共鳴するものがあるのですよ。

私の描く共感覚シリーズに
ハードロック系がとても多いのは
やっぱり、さっき書いた世界観やテーマが近いから。
(最近はサバスのことばっかり書いていた気がするし/笑)

かくして、共感覚を描くことにも
ただの条件反射を描いただけではない重要性が生まれましたとさ。



共感覚シリーズはまだ浮かんでいる作品があります。
いずれ油彩にしたいんですけど
実は今、劇画にとりかかっちゃってるんですね
自分でそうしているんですが(笑)、かなり忙しい。

劇画の少女 13.1.200001
↑作中に出てくる女の子。めずらしく年頃の美少女です。

劇画の方も、完成次第このブログに載せるつもり。
それが終わったら共感覚シリーズだから
けっこう先かもしれないね~。
気長にお待ちくださいませ☆
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