制作はご修行のごとく

どうも、ニキです。
こちらはわがアトリエ、別名・要塞、
またの名を物置部屋(爆)のようすです。

アトリエ13.4.230001


M100号のキャンバスの裏が
小品展示場に・・・笑

突然ですが、
今月一カ月でどのくらい制作したか、リストアップしてみました。




●油彩

完成したもの
  
F50号 2点
F8号 1点
小品 3点


制作中のもの

F100号 2点
小品 5点




●水彩(水彩はすべて小品)

完成したもの  10点

制作中のもの  4点



●劇画

『われ、深き淵へ』の番外編を制作中
おそらく本編より長くなるはず 




完成作品 16点(大作2点含む)
制作中  11点プラス数十ページ、ことによったら100ページ



なんでこんな計算を
やってみたかというと、
タイトルと関連しているんですね。

私にとって作品制作は“救済を求めてする行為”なのだという。
“救済”というとおおげさですが
要するに、
現状がつらいからよりよい状態になりたい――ということです。


まず第一義的には
うつ病の症状が出ないようにする、重い気晴らしであり

第二義的には
そうやって心を開放して、人間的に成長できたらいいなと思っています。




私は“描きたいのに描けない”時期の
反動もあって
いままでで一番のハイペースで作品を量産しています。


神経科に通いだす前や
通いだした直後には
一月に一点しか描けなかったから
昔の20倍くらいのペースで描いていることになる。



これだけ描かずにいられないのは
やはり、さっき書いたような理由があるから。
制作が“生存方法”と直結しているんですね。




毎日24時間
制作のことを考えている――というのは
誇張でもなんでもなく。

意識のある時は
頭のどこかでいつも作品のことを考えているし、
眠っている間も
夢からヒントを得たりします。


こんなことを書きはじめたのは
今の私自身を見ていて、あらたに実感したため。



全体としてはまあ、何とかやっている感じです(笑)。


うつ病の方はだいぶ改善してます。
それにともなって起こるノドの問題も、
いっときよりはマシになりました。


ただ・・・


すごーく喜ばしいことと
個人的にショックだったことが
連続しておこったりして
疲れちゃったんですね。



“ショックだったこと”というのは
もう本当に私自身の内面で起こったこと。
家族も含めて他の人がかかわったわけではない。

「受け取る側の問題」としか
言いようがないことなのです。



まあ、「受け取る側に問題がある」からこそ
心の病気なんだろうけど(笑)。

あとは発達障害のせいでもあるかな。
“こだわりが強い”という特徴は
よく言われることです。

傍から見ればつまらないことであり
本人も頭の片隅(理屈をわきまえている部分)では
そう思っているんだけど
感情の方が納得してくれないのですよ。



「私」という人間が
タテ半身に分裂しちゃっている状態です。


理性にしたがって判断する側と
感情にひきずられてしまう側と。



だから、これをご覧になっているかたで
私と面識のある方は安心して下さいね。

別に何も気にすることないですから。



ただ、私が今どういう状態なのかは
書いておきたいので。
このブログは私自身の記録でもあるし
もしかしたら、文章が変なところとかあるかもしれないし(笑)




私は自分について、
特に今の自分については
自分自身でも「いい」のか「悪い」のか
よくわからないところがあります。

この状態を心象風景で描いてみると――そうね、

大きな河の上に
幅10センチくらいの
白い橋がわたしてあって、
そこを歩いて向こう岸に行こうとしている感じ。

あたりは霧か霞がたちこめていてよく見えない。
たいへん危なっかしい状況なんだけど、
向こう岸で人が呼んでいるから
その声をたよりに進んでいるところ。



どこかで見たような光景だな・・・と思ったら
仏教絵画でこんなのがあったわ!!

二河白道図

「二河白道図」
重要文化財 鎌倉時代
(香雪美術館所蔵)


浄土教の教えをあらわした図で
広く描かれています。
簡単に書くと次のようになります――


火の河と水の河の上に
細い白道が対岸に向かってのびていて
その上を人が渡っていくところ。

河は煩悩、白道は極楽往生を願う清浄な心。

河の手前は苦しみの多い現世、向こう岸は極楽浄土です。
衆生(この世の人間)は往生を一心に願うことで
白道をわたって向こう岸にたどりつける、という教えです。

だからほら、向こう岸に阿弥陀様がいるでしょ?
こちらの岸でもお釈迦さまがはげましていますね。



・・・今の私じゃん(笑)。

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多作に驚き

  今月1ヶ月の制作の多さ、驚異の多昨ですね。この位にどんどん描くから、技術的にも心的にも進歩なさるのですねえ。
  尊敬
  私など毎日寝ているようなもの。ヨシッ、今日から奮起です。

Re: 多作に驚き

抹茶@足柄の里さん
「尊敬」なんて・・・そんな、されるほどの者ではありません(笑)。
日ごろから、うつ病回避として制作している意味合いがとても強いので。
いつも、なにか描いていないと(もしくは作品について考えていないと)
とたんに不安になってしまうんです。

そのせいか、新作がたまっています。今年7月には横浜で展示がありますので
その時には新作を多めに出展できそうです。

抹茶@足柄の里さんの作品も、お目にかかれる時を楽しみにしております。
NIKI 安藤ニキ・ホームページへ
プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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