気晴らしは食べられる作品で 2

さて、前回の続きでござる。


こちらのパンはイースト発酵ではなく
ベーキングパウダーでふくらませました。


花巻13.4.280001




花巻ですね。
よく中国料理についてくるあれです。

薄力粉をぬるま湯で固くこねて
ベーキングパウダーをあとから練り込んで、蒸し器で蒸します。

ベーキングパウダーをあとから入れるのがコツ。
最初のころ、まちがえて粉に直接混ぜちゃったら
ぜんぜんふくらみませんでした(笑)。

水分の多い、ふつうの蒸しパンだったら
粉にまぜていいんです。
あまりまぜないで作るから。
花巻の場合はこねて形を作るからねー。

ちょっとした作り方の違いが
うまくいくにはけっこう重要なポイントだったりします。
たかがパンでも真理を語っていることアリ、です。

ふだんは黒砂糖で甘みをつけるのですが
この花巻はちょっと贅沢して
メープルシロップをたくさん入れてみました。
(水分の量はもちろん加減しましたよ)


メープルシロップを大量に手に入れる機会があったので
せっかくだから豪快につかいましょ、と。

その機会ってのは、結婚式の引出物。

引出物とかお中元・お歳暮とか、
最近はカタログになっているの多いでしょ?
もらう側がすきな品物を選べる形になっている。

それでメープルシロップにしました。
メープル大好きなんだけど、
100%ピュアはなかなか値が張るのよね。
だから、これはチャンス!!とばかりに選ばせていただきました。


変わったもん選ぶな~・・・
と思われたかどうかは知らぬ(笑)



前回に引き続きビンボーくさい空気か?

でもいいのよ、小さな幸せなんだから・・・♪




さつま芋&プルーン13.4.210001

こちらは母子二代のレシピ。
といっても、これ自体はわりと一般的ですね。

さつま芋の洋風甘煮です。

今回は梅シロップで煮てみました。
種抜きプルーンとシナモン入りです。

最初にさつま芋をゆでこぼしておくと
アクが抜けて、色がきれいなまま保てるようです。

さつま芋ってアクが強いから
冷めると黒っぽくなっちゃったりするでしょ?
その予防策を自分で考えて、いちおうこのやり方に落ち着きました。



私がよく作るのが具だくさんのスープ。


スープ13.4.4.0001

かぼちゃスープ13.4.27用0001

上はキャベツと根菜のスープ、
下はかぼちゃのスープです。


料理研究家の辰巳芳子さんの本がうちにありまして
私はよく読んでいます。

辰巳先生の本 13.4.290001



スープをよく作るようになったのも
この本を読んで
「へー、こんなにいいことあるのか」と思ったから。


副題に「いのちを支えるスープ」・・・とあるとおり
スープって実は
あらゆる人にとって
とても良い料理なんですって!

ほぼ完ぺきな料理なんだな、と実感できましたよ。
いろいろな栄養をぎっしりつめこんで作れるし
消化もいいから病人食にもなる。

それだけでなく
たとえば、“旬”を意識して材料を使うことで
いっぱいのスープがそのまま、四季の縮図にもなりうる、とか・・・。
日本の味噌汁は特にこの点が顕著なんですね。
(これで味噌汁を見なおした!)



私のは自分のいのちをつなぎとめるので精一杯で
とてもこの本に書かれたような境地には
達していませんが(笑)、
かなり勉強になります!

たとえば野菜スープを作る時
玉ねぎを最初にじっくり、オリーブオイルで蒸し煮(蒸し炒め)する。
これは毎回、律義に実践しています。




私が料理を始めたのは
じつはトンでもないことがきっかけでした。

摂食障害だったんですよ。
19歳~20代初めの頃。


自分が作ったものでないと安心して食べられなくなっちゃって。


10年近くたった今では
もうほとんど治っていますが、
自分で料理をする習慣だけは
良い形でちゃんと残りました。


災い転じて福となす・・・にも程があるな(笑)

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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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