六月はじめの現状

今日は神経科の日でした。
もう10年近くお世話になっている先生です。
一か月分の報告をしてきました。

それで今、だいぶ疲れているんですけど
その一カ月について
気がついたこともあるのでご報告。


そう、五月もおわったんですよね。
もう六月だよ。

ってことは、あと一カ月で今年の半分終わっちゃうのか~!ガーン

時の移るのがはやすぎる・・・



さて、今年の五月は

私にとって思いがけない事件で幕を開け

その事件のあとしまつで大方おわり

さらに思いがけない結果を残した月となりました。



五月初めに倒れた事件については
本ブログで連日、ご報告してまいりました。
ノドと胃からの出血で七日間ほど寝込んのです。


今になって
その喀血事件の余波もようやくすぎさろうとしています。


あの一件で私は
「それ以前」とはまた違った自分になったような気がします。

違った自分になったと言っても
そんな大げさなもんじゃありません。
別に、天からの光に満たされて生まれ変わった――
なんて話じゃありませんよ(笑)。


ちょうど階段一段のぼったように
精神のレベルがあがったというのかな。
かすかだけど、全体に影響を及ぼす変化です。


それで、「あの後の目」で見てみると
「前の状態」がまたよく見えてくるんです。



もともと、10歳ごろから神経症のけがあったため
いつのまにか
自分で自分のテンションを
ムリに上げて生活してきていたんですよ、

私。

それが普通になっちゃってました。


今回、たおれるまで
カフェイン中毒っぽかったのも
たぶんそこから来ているんだと思う。




この“テンションをムリに上げる”ことが
おそらく精神にはかなりダメージだったのかな、と
今では考えられます。


たとえば、私は外出するたびに
本屋に寄らずにはいられないのです。

それは、自分が関心を持っているジャンルの本で
おもしろいのがないかな~と探すため。

で、見つかれば入り浸るし
見つからなくても入り浸る。

見つかった時はいいんですけど
問題は見つからなかった時です。

そのまますぐに去ればいいのに、
ちょっとでも感性にひっかかる本がないかと
探しまくってしまうのですよ。

ちょっと見ては本棚にもどし、
また別の本をちょっと見ては本棚に戻す。
そうやって時間がすぎていきます。



ネットを見ていても状態は似ています。
自分のテンションを少しでも上げてくれるような
サイトとか、記事とかがないかと思って
何時間も探し続けてしまう。



考えてみたら
“テンションを上げてくれる喜び”は
せつな的な喜びであって、興奮剤に近いんですね。


そうやって一時的な“興奮剤”をもとめて
時間と体力をついやしていくのです。



これはおそらく、
あらゆる種類の「中毒」と呼ばれるものに近いでしょう。


運よく“興奮剤”になるようなものが
見つかっても
そのために費やした体力の方がはるかに大きいのです


それにもかかわらず、
いっときの喜びを求めて突っ走ってしまう。




そうやって突っ走る毎日が当たり前だったのですが
今回、倒れたあとの自分になってみて
「あれがもしかして負担だったのかな?」とようやく思いました。

その時は分からなかったんです。
だって、喜びを求めているわけだから。



舞い上がる高さがあれば
それだけ落ちる衝撃も大きい。
いままで無数に体験していたのに
このことに気付いていなかったみたい。

今になってやっと気付いた気分です。



自分にとって良いことって
簡単なようで難しいんじゃないかな?
と思う。

私は自分のテンションを上げるために
実は自分の体力を食いつぶしていたのかもしれない。



療養期間をすぎたあと、
今の私はなぜか
倒れる前より心が落ち着いちゃっています。

そこでこれさいわいと、
“興奮剤”を追い求めて突っ走る日々を
見なおしてみるつもりでいます。

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No title

急な、そして意外な病気になっちゃったりすると、人生観ちょっと変わりますよね・・・
私もちょっと病気した後は、いろいろレベルアップした気がしました(笑)

テンション上げるとか、興奮するとか、感動するとかは・・・それで疲れてしまう部分もあるかもしれませんが、そういう事が無いなら無いで元気もやる気も無くなっていくような気もします。

テンション上がるような事も人生には必要ですよね~



Re: No title

ちょっとした事件の後で人生観や心のあり方が変わること、しばしばあるかもしれませんね。

テンションについては、ほんとにおっしゃる通り(笑)。
それが全くないと、何の刺激もなくなってしまうんです。
でも探すために体力を使い果たすとなると、またそれも問題につながるわけで。
今日の記事(6月4日)で、そのことについて書いてみました!
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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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