天使ものギャラリー Ⅴ

あ~~疲れた・・・

昨日ちょっとした大仕事(私にとっての)があり
今日ははずせない用事で外出があり
おまけに湿度100%あるんじゃないの?というレベルの蒸し暑さ。

ま、こっち側の世界はおいときまして。
ネタはまた今度ご披露しますね。


天使ものギャラリー、今回が最終回です。

前回の記事で作品に出てきた、子供の天使ルビィ。

あの子は東日本大震災直後に
いきなり生まれてきた
――
と書きましたが
作品を見なおしてみると、その軌跡が思ったよりも
よく見えてきました。

知らなかった世界 ブログ用
【“知らなかった世界”  2011年 ミクストメディア B5】




上の“知らなかった世界”では右側にいます。


この作品はコラージュ(貼り絵)の技法を使っています。

〈天使ものギャラリー Ⅲ〉の記事でも書いたとおり
私がこのシリーズを制作したのは
2011年3月の震災ののち、ほぼ半年間に限られているのです。


半年間で50点くらいのコラージュ作品を生み出し
その後、ぱたっとやめてしまいました。
今に至るも再開していません。

また何か、きっかけがあればはじめるかもしれませんけれど。

(でもああいうきっかけだったら
 無い方がいいわな)


そのコラージュ連作の中には
このように
子供の天使ルビィと、人間の子供ヒイナ(こっちもオリキャラ。フードの子ね)が
一緒に出ている作品がちらほら見えるのです。

こんな感じで。



コラージュ11.11.80001
【“知らなかった世界 Ⅲ”  2011年 ミクストメディア B5】


デザフェス用バイクのヒーロー2
【“待ち望んでいたヒーロー”  2011年 ミクストメディア B5】



実はそれまで、ヒイナとの間にキャラクター面で区別がありませんでした。
当時はまだ、油彩だけが私の制作ツールだったし。


それが次第に、はっきり別キャラクターとして独立していったのです。



ルビィがはじめて
私の作品世界に姿を現したのは、この油彩でした。


事件のはじまり
【“事件のはじまり”  2010年 油彩 F50号】

右上の窓のところから
翼をはやした子供がちょこっとのぞいています。

でも、これを描いた時点でも
この子が天使なのか妖精なのかはっきりとはしていなかった。

そもそも最初、この子には翼がなく
ふつうの人間の子供だったんです。

そこに翼をつけたのは
ある方のアイデアのおかげでした。


それだけだったら、
この一点で終わりになっちゃっていたかもしれない。


ところが、
はじめたばっかりの本ブログで
この油彩を紹介したすぐあとに震災ですよ。


この絶妙の(!!)タイミングがなかったら
もしかしたらルビィというキャラは生まれなかったかもしれない。

今となっては私にとって
重要な意味を持つキャラなので
あのときこの子が生まれてきてよかったなーと思います。

ルビィはもとが「黒い天使」でありつつ
その後にはふつうの、光の天使の絵にもなっているからです。
私がそれを描くきっかけになったかもしれない。



最後に一点。


降りてくる聖なる堕天使
【“降りてくる聖なる堕天使”  2011年 ミクストメディア B5】

これもまたコラージュ作品です。

ここにはヒイナだけが出ていて
右上には天使の翼が見えます。



同じタイトルで共感覚作品があったの、
覚えていらっしゃるでしょうか。

共感覚H&H 12.9.140001
【“降りてくる聖なる堕天使  2012年 油彩 F4号】

これね。



この、同じタイトルの二つの作品は
ある音楽を聴いて「見えた」共感覚の映像を
もとにして描いたものなのです。

それでこちらの方が、最初のイメージにより近いです。

作品を制作した時期は
コラージュの方が先だったのですけど
原典は共感覚でした。


二点を比べてみて
なんとなく、共通したものを感じられるでしょうか。
上空を飛んでいる“何か”の視点から
地上を眺めている映像が見えていたのです。



さて、天使ものギャラリーは
ようやく終了です。

画像フォルダから探してくるのが大変でした(笑)

このシリーズ、たぶんまちがいなく
これからも増えてゆくので
今後ともよろしくお願いいたします。

しかも油彩や水彩だけでなく
最近じゃ劇画でもネタになりつつありますし・・・
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テーマ : アート - ジャンル : 学問・文化・芸術

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