劇画がヒット!!という驚き

今回の展示でおどろいたのが
劇画の評判がかなりいいこと!

劇画作品のコーナーで、
ひたすら、一時間以上読んでいる方を何人も見ました。

劇画スペース13.7.150001

はい、こちらが“劇画の間”でございます。



向かって左から『春のはじめのころに』、
『われ、深き淵へ』となります。
壁に貼ってあるのは、作品の冒頭部分を印刷したもの。

本当は両方合わせて
80ページくらい印刷しておいたのですが(笑)、
各10ページずつで落ち着きました。
そこまで貼っていると
別の作品のスペースがなくなってしまうので。

この展示には裏話がありまして。

展示のために作品を搬入したのが
会期のはじまる前日の、7月9日。
ところがこの印刷した紙を忘れてしまった(泣)。

仕方ないから、
他の作品をすべて展示して、この部分だけ抜かしておきました。
翌日の会期初日に
予定よりも早く会場入りして貼りましたわ。トホホ・・・


これに関してはね、
学芸員の小池さんに感謝なんです。

なぜって、
小池さんが壁一面に黒い布を貼ってくださったおかげで
布の折目や幅が、うまいぐあいにメモリになったんです。
たとえば印刷を貼るのは布二枚分の幅、とか
すごくスムーズに決められたんですよね。

小池さんの演出が、思いがけない助けになりました。



まあそんなハプニングもありましたけど
その後は立派におとなしく展示されています。
(展示されていますって、そりゃ、無機物なんだからそーだ/笑)

劇画1 13.7.150001

劇画2 13.7.150001

この、印刷が貼ってある壁の下には
全編ファイル化したものを置いて
読みたい方がいつでも読めるようにしておきました。


劇画イラスト13.7.150001

こちらは劇画によるイラスト。
登場人物や、表紙に使った絵を展示しています。



劇画ポスター13.7.150001

こちらはちょっと説明が要りますね。
2012年に横浜で「ポーランドポスター展」があり、
ポーランドが生んだポスターの
あまりのカッコよさに痺れました。

で、それに触発されて妄想ポスターを作りました。

自分が描いた劇画『春のはじめのころに』が
あたかも映画化/舞台化されたような設定にして。

左がアクリルの原画、右がパソコンで文字を入れた印刷です。
アクリルを使うのなんて10数年ぶりでしたが
なんとか使い方を思い出して描きました。



劇画作品については
「出版してほしい!!」という意見が
かなりたくさん来ています。

実は私もね、本気でそれを考えているところ。

趣味ではなく、これもまた立派な
ひとつの制作ツールとして描いていますし
作品の中に込めた思いは
ほかの作品群と同等ですしね。

いつか、形にして残したいと願っています。


ただ、今のところ
作品制作に体力をすべて使ってしまっていて
とてもそこまで手が回らない現状です。

私は劇画だけでなく
本来は油彩がメインですので。

一点制作と劇画と同時進行でやっていると
それだけで燃え尽きちゃいます。
その他のところに残しておく気力・体力・精神力がない・・・

自費出版なんてもっとムリ。
気力・体力・精神力よりもっとないのが
金力ですから(笑)。

ま、アーティストってのは多くが貧乏なんです。
ことに真のアーティストは。
「ベンツに乗った釈迦はいない」と、誰か画家の方が言っていましたっけ。

だれかが自費出版ならぬ「慈悲出版」してくれるなら
ありがたいのですけどね!



まあ、半ばは戯言みたいなことを書いてしまいましたが
劇画を本にしたい(出版したい)というのは真面目な思いです。
私のほかにも、真面目にそう思っている方が
たくさんいらっしゃいます。

会期が終わったら、
そろそろ作戦を立てることになるかもしれません。

そして、ここを読んでいる方で
出版に関してお力を拝借できる方、
いらっしゃいませんか?

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