ホラーの季節に考えた 其の二

さて、筆のすさびを挟んでふたたびこの記事です。


実を言いますと私、幽霊とか心霊写真とか
ほとんど信じていません(笑)。


※「ほとんど」であって「まったく」ではないのは
何ごとも例外というものがあるからです。


だってさぁ~・・・


この際ぶっちゃけて言ってしまいますけど、
広島の平和記念公園とその周辺で
幽霊が出たとか
心霊写真が撮れたとか
聞いたことあります?



すくなくとも私は聞いたことがないですね。
中学の時、修学旅行でそんなうわさが立った程度です。
それもうわさで、
「これが件(くだん)の写真です」なんて紹介されたこともない。

雑誌その他の『心霊スポット紹介』でも
まあ、とりあげられるのは珍しいです。

以前に一度だけ、
紹介されているのを読んだことがありますが
「心霊写真が撮れるとうわさになっている」という記述でした。
実際に撮れた写真が掲載されていたわけではなかったな。



私が考えるに、
あれほど化けて出たくなる死に方も
相当に珍しい
と思いますが。

それとも毎年慰霊祭をやっているからいいんでしょうか。

戦後の世界の核兵器事情を考えたら
とても安心して眠ってなどいられないと思いますけど。


長崎もしかりです。

島原の乱の跡地は
心霊スポットになっても
浦上の爆心地周辺はなっていないですね。

教会があるから・・・という理由はあてはまらないはず。
だって、広島にもお寺や教会はありますもん。



亡くなった人はみな天国に行っているから
化けて出ないのかもしれません。
でも、それだったら逆に
天使の写真ぐらい撮れてもよさそうでしょ?

西洋では天使や聖母マリアの写った写真も
広い意味での「心霊写真」とみなされているんです。



別に日本に限らないです。
たとえばポーランド南部の某博物館周辺とかね。




これ、考えてみたらけっこう「あれ?」って感じじゃないでしょうか。


心霊写真や心霊現象があるのは
たいてい『この世に恨みや未練を残して死んだ人のせい』
と解説されます。

ところが、
どう考えたって『恨みや未練』が超ド級と思える場所で
報告されていない
みたい。




私の考えは単純です。


本当に起こっていないからです。


もしかしたらカン口令でも
ひかれているのかもしれませんけど、
もし実際にそういう現象があったら、
カン口令でも防ぎきれないのでは。



そこで亡くなった人の“死に方”を想像すれば
私だったら間違いなく化けて出ると思いますね。
化けて出ることが可能なら。


人間の恨みは個人個人で違いますから、
幽霊になる人とならない人がいるのかもしれません。

同じ出来事に遭遇しても、
幽霊になる人もいればそうでない人もいるから――と。


しかし、心霊スポットの紹介では
亡くなった人全員が「出て」くる!なんて報告も多いのです。

この考え方で行けば、
万単位の犠牲者が出たところでは
それはそれはたくさん、
そういう現象が起こっていることになるでしょう。



まあこんな理由で、
私は幽霊とか、心霊現象とか
信じる気にならないのです。


実際、心霊写真や動画の9割以上は
つくりものなのだそうです。


こういうものは“娯楽”の領域であり
半ばはウソと分かって恐怖を楽しむためのものなんでしょう。

いまとりあげた場所で報告されていないのは
おそらく不謹慎だからとか、
話が大きすぎるからとかの理由で
自粛されているためではないでしょうか。

コメント

No title

私も信じてません。ああいうのでTVに出てる人、本書いてる人は「商売」が目的で、目立てばなんでもいいのでしょうし。

とは思ってたのですが、考えが変わる事もありまして。

一昨年の津波とか、ロシアに落ちた隕石とか、現代人は知ってるからこそ、ただの自然現象と思うのでしょうけど、昔の人たちからは、「神」や「妖怪」のしわざ、としか思えなかったのだろうな、とも思うのですよ。

なので幽霊にしたって、昔の人はいろいろな理解出来ない自然現象を元に、本気で信じてたのだろうな、とは思います。
現代だって分からない事の方が多いですし、幽霊とか、タタリとかとしか思えない事も、確かに、ありますよね・・・

ま、信じてないですけど(笑)

Re: No title

kotatsuさん

昔はそれこそ、日常の中に不可思議な存在がたくさんいたのでしょうねー。
病気だって「魔」のしわざだと思われていたんですから。

霊の世界とか、100%信じることはありませんが(笑)
“世界を見る方法”としては興味深いですよね。新鮮な気持ちになります。
神秘とのつながりを感じていたほうが、心が健康になるという説もあります。

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