羽の破れた蝶のように

13.8.クロアゲハ0001
クロアゲハ。羽がぼろぼろになったままどこかへ飛んでゆきました。
今回の記事とはわりと関係があります。



ちょっと涼しくなったと思ったらいきなり暑いな・・・
関東地方は道路で焼き肉ができそうな晴れっぷりです。
ほかの地方はいかがですか?

ニュースで見ていると
だいぶ天候がおかしくなっているみたいですね。
やたら暑いかと思えば、別のところでは土砂降りだったり。

こっちはここまで来ると
「猛暑日」どころか
「爆暑日」とか「激暑日」とかでてきそうですよ。



この暑さの中でも制作はコツコツ進行中。

今日は劇画の消しゴムかけが主な仕事でした。
50ページくらいやったかもね。
ほかにも、追加エピソードの下描きをやりました。



私がここまで制作中毒になるというのも
たぶん“余計なことを考える暇を作らないため”
なんだと思う。
(哲学者のパスカルも似たようなこと言ってたな~)

いきなり話が違った方向に行っちゃってる雰囲気ですが。
でも関係あることなので書きますね。



私の精神、
なんの拍子で揺れ動くかまるで予測がつかないのです。


ちょっとした出来事、ちょっとした小さな言葉で大喜びしたり
逆にちょっとしたことでどん底まで行ってしまったり。

しかもしれが
雑誌のコラムや何かの中でかるーく使われている言葉だったりします。

また、音楽の歌詞にでてきた
たった一言が気になって
数日間そのことが頭から離れなかったりします。
「これ、どういうつもりで書いたんだろう?
 なんでこんなことを書くんだろう?」という感じで。

(私が好んで聴く音楽はたいてい重い内容なので
 なおさらそうなりがちなんです。
 困ったことに、
 またそういうのじゃないと夢中になれなかったりするんだ・・・)


それはおそらく、いや間違いなく
書いた本人は深い意味もなしに書いている。
私のように、極端な受け取り方をする方がおかしいんでしょう。


今書いたようなことが
はたして発達障害のせいなのか
それとも後天的に出てきた心の病気のせいなのか、
最近じゃほんとに分からなくなってきました。

どちらにしても、
「ひとつの考えに拘泥して逃れることができない」
というのが症状になるからです。


でもそういう区別って
もしかしたら大した問題ではないのかもしれませんね。

どちらのせいであろうと、
私自身がそこから抜け出したいと思っている
“沼”に違いないんですから。
それだけは決して変わることはない。


まあこんな調子で、
ニトログリセリンでも運搬しているような心持で
日々を送っているわけですよ。



そういう中で
夢中になれることがあるというのは
鎮痛剤のような作用をもたらします。

それでいて制作は、決して現実逃避ではないのです。
さっき書いたような精神構造のせいで
「逃避する」ことができないからです。

いきおい、心の痛みを感じながら制作することになります。

ですから問題は
「どうやってその痛みと向き合うか」に限定されます。


かくして、
自分が深く考えたこととか
悩んだこととかも作品にして発散します。

もちろんダイレクトな形じゃないですよ。

そのままの形で描いてしまうと
あまりに個人的なので恥ずかしすぎるか
アートとしてはお話にならないレベルのままか、
どちらかで終わっちゃいますから。


私の作品にある「天使もの」だって
結局は「痛み/苦しみの意味」を追求して生まれて来たのです。

おかげで内容がけっこうカゲキです(笑)


我ながら不思議なことに
描いている天使のおかげで
私自身がなんとか耐えられた、という経験が
何度もあります。

生きているということは
「耐えられている」のでしょう。


「黒天使がこれだけ耐えているんだから私も頑張らなくては!」
と思うわけ。

単純・・・


かくして私にとって、作品を生み出すことは
痛みどめのほかに悪魔払いの役目ももつことになります。
セルフ・エクソシズムですな。


最初にUPした蝶の写真、
見ているうちに自分の描く天使を思い出したのでのせたんです。
「ニキさんの天使に似てる」という方が
最初に何人もいて
実は私も内緒でそう感じていたのでした。
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