新作劇画連載開始します!!!

お知らせでございます。

新しい劇画をそろそろ、
本ブログにUPしていくつもりです。


一週間に一度、10数ページずつ連載する予定。
ちょこちょこ「制作中です」と書いては来ましたが
ようやく準備ができました。

表紙もあとからしっかり描きましたし。



今回の作品は
今年(2013年)の春ごろに載せていた劇画の番外編であり、
続編でもあります。

『われ、深き淵へ』

舞台は架空の一党独裁国家。
思想警察に捕まったある旅芸人の、
意外な正体が明かされるまでのお話でした。



この、ひとつのストーリーを
別のキャラクターの視点で描いてみたものです。
ですから、同じ事件を描きながらも
まったく別ものの話になっているのです。



このたび、主人公になっているのは
思想警察の幹部、リード隊長と呼ばれていた人です。

リード13.10.19
この方ね。


彼の視点に沿って見てみるとどうなるか。
さらに、物語の大方は事件の「後日談」となっています。



最初に連載した“本編”は
いわばだれの視点でもありませんでした。
ストーリーを提示するだけで精一杯で
なかなか、人物の内面までは描くことができませんでした。

しかし、それだけでは表現しきれないものが
たくさんあったのです。


それが第二作に入って
特定のキャラクターの立場から描くという方向にシフトしています。


おかげで最初の段階では
描ききれなかったところまで
かなり表現できました。


本作のテーマは、究極的には「救済」となりますが
もうひとつ、第一作に引き続き「悪の自覚をもたない悪」があります。
テーマと言うより、作中で問題としていること。

自分の言動がもつ意味に無関心であること、
それがもたらす惨劇を描いています。


これは重いテーマですが
実際に広くあったし、ありうることなのです。
ハンナ・アーレントが言う「凡庸にして陳腐な悪」でありましょう。


その無自覚な悪にひたっていた人間が、
一人の囚人との出会いを通じて
「自分のやっていることの意味」を否応なしに分からされる――
あらすじでいえばこんなところです。


重いテーマではありますが、
作中に小難しい解説や理屈は特にないですよ(笑)。
別に、頭を抱えて読む必要はありません。(^^)/

何か問題がなければ、次の記事から始めようと思っております。
よろしくお願いいたします!!!

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