トラウマよ、こんにちは

今回はかなり新しい油彩、初公開です!!

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【“明け方に見たまぼろし” 2011年3月 油彩 F15号】

これ、実際に見た悪夢をもとにしております。
私の分身である女の子のまわりに
亡霊のような、さまざまな幻が浮かぶ。
(だから、“明け方に見たまぼろし”)

幼いころに見た恐怖画像/映像が
よく夢でよみがえってくる。
それを逆手にとってやるわけさ!!

というわけで、
今回はイメージの源泉について。

アスペルガーの人って
映像に対する感受性が強いそうですが


私も、印象に残った画像や映像は
基本的に永久保存版。

何年たっても鮮明に残っております。

これ、書くと大したことないみたいですが、
実は大変困るのです。

なぜかというと、
恐ろしい映像ほど記憶に残るから。
戦争の写真とか、
一回見ただけでカンペキに覚えてしまう

覚えるというより、消えてくれない。

うちは割と、その手の記録写真や
報道写真の類がたくさんありました。
戦争に限らず、海外のドキュメンタリーとか、いろいろとね。

父が社会的意識の強い人で
私によく見せてました。
子供がそういう記憶力を持っているなんて、知るよしもなく。

まあ、フツウ分かりませんからねえ・・・
私だって、みんな同じだと思ってたし。

小学校1,2年の頃に見た写真集、
図版のレイアウトから
説明書きの内容まで
成人してからも覚えたままでした。
ちなみにこの記録、いまだに更新中です。

私の頭の中は、
いつもどこかが8月のまま。


毎年8月になると
かならずテレビとかで流れる写真/映像群、
あれが一年中、頭の中に流れている。
海外の辛いドキュメンタリー映像といっしょに。


もうエンドレス、垂れ流し。
再生、再生、また再生!って感じ。

さらにご丁寧なことに、
忘れたかな―と思うと夢に出てくる。
そして再び鮮やかな画像に・・・やれやれ・・・

多い時は三日のうち二日、金縛りです。

そのせいかどうか、
ホラー映画を見て怖いと思ったことがないのよ


「もうこれ以上、私に付きまとわないで!
私なんか脅かしたって仕方ないじゃない!」

心の中で叫んでました。
でも写真に出ていた人たちは
困ったような顔をしながらも、やっぱり夢に出てくる。

今でこそ、その恐怖を表現するようになりましたが、
正面から見据える勇気が出るのには
やっぱり20年ぐらいかかりましたね。
その20年の間に、何回も画像を更新しちゃったし。

記憶力とともに、
頭に入れた恐怖画像を
「歴史の勉強」として距離をおけない、
ということもあります。
これもアスペのせい。
画像自体がトラウマになってしまうわけ。

ここでトラウマと書いたのは
大げさなことではなく、
神経科の先生にしっかりお墨付きをもらってしまったから。
私の経験はトラウマと言って問題なし、とのこと。


私の描く人々には
たぶん、そういう画像・映像が
いくらか反映してると思います。
意識していないかたちで。

2007年ごろからずっと
「あの恐怖が自分にしてくれたこと」を描いているけど、
いまだにネタが尽きない(苦笑)

きっとこれが
私のライフワークになるんだろうなあ・・・

もう、覚悟決めちゃってます笑

(地震のニュースが子供の心に影響してる、
という話を聞いて
この記事を書こうと思い立ちました)

 

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