ピンクの天使 お披露目

「Ange de Noёl (アンジュ・ドゥ・ノエル)8」がはじまりました、との記事で
作品の写真をいくつものせましたが

私の作品がまだでしたね。


子どもの天使13.120001
【“子どもの天使”  2013年12月 F0号 油彩】

はい、こちらでございます☆



とりあえず1点。(もう1点、新しいのがあるんです)


制作中から
「いままでにない天使の絵を描いています!色はなんとピンク系!!」
と、声をちょっぴり大にしてお知らせしてきました。
その作品です。

本当にピンクでしょ?

公約を守ったよ、私。



どうなるかなと自分でわかりませんでしたが、
幸いにも展示できるだけの絵ができあがりました。

初期ルネサンスのフレスコ画か、
テンペラ画のような感じにしたくて
天使の周りの空間にはペインティングナイフを多用しています。

地塗りもでこぼこにして
わざと、(でもごく自然に)ムラができるようにしています。




頭の周りの光輪
天使であることの記号として、私がよく使っているワザです。

全身像ならともかく、
小さい画面で頭から胸だけを描く場合
翼がわかりにくくなるんですね。

それで、光輪をつけることで
人間ではないということを示しています。



ちなみに、
こういう形の光輪は
絵画の歴史の中ではわりと古風なもの。

ルネサンスも盛期になると、
絵画も「現実の再現」としての性格が強くなっていき
光輪もだんだん姿を消していくのです。



頭の周りがもっと自然に、ぼやーっと光を発しているように描かれます。
放射状の線になったり。


この絵に描いたような
「頭の後ろに金の円盤がくっついている」タイプは
そうねえ、イタリアだったら1400年代中ごろまでかな。


でも私は、仏画のような様式的な聖性の表現が好きだし
西洋絵画も初期ルネサンスが好き。
だから、あえてこういう描き方をしています。

コメント

No title

素晴らしい!素晴らしく引力を感じる絵です!!

最近観た映画DVDで、監督自身の解説音声が付いてて、それを聞きながら観てたのですが、
何度も、「何故この場面でこの色が使われてるかというと・・・・」とか「この色の意味は・・・」と、『色』についてものすごくこだわりがあるのが驚きがありました。

アートの道のプロの方の『色』への感覚というのは、自分のような素人とは全く違うのだな、と。
そういう事なんにも考えず、映画も漫画も絵も観てましたね。

「なぜこの色なのか」とかちょっと意識しながら見ると、絵ももっと楽しめると思いました。

Re: No title

おおお~ありがとうございます!!

色は本当に重要なものですよ。「色彩心理学」というものまであるくらいですから。
あと、象徴もあります。たとえば金は聖なる色ですし、白は無垢を、赤は犠牲を表したりします。

私は共感覚があるので、なおさら色には敏感なのかもしれません。
ちなみに色彩心理学的には、ピンクはもっとも幸せな色なんだそうです。

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