人生のチェーンメールを断ち切るために

椿13.12.150001

毎年、この時期になると
かならず思い出してしまうことがあります。

20代序盤の頃に拒食症にかかっていて、
いっときは体重が33キロでした。(身長158㎝)
そのころのことです。




年末年始の時期になっても
症状がおさまらなかったため、
その時はお正月の食べ物も、一切口にできませんでした。
おせち料理もお餅も。

食欲はあるんです。というより飢餓状態に近いんです。
でも、食べるのが怖くて食べられませんでした。
茹でただけの魚と野菜ぐらいしか口にできない。

しまいには栄養失調から
肝炎と皮膚の感染症にかかりました。


健康を回復したあとも
この頃のことがどうしても記憶から消えません。



つくづく思うんですけど、
不幸って連鎖しませんか?

最初の不幸が次の不幸を呼び、
それがまた別の不幸を呼ぶ。

たとえば極貧の中で生まれ育ったりすれば
それだけでのちの人生に深い影響があるでしょう?

教育が受けられない⇒仕事に就けない⇒反社会的な仕事につかざるを得ない、とか。


一人の人間の中で繰り返されるチェーンメール。


私の場合はこうです。


アスペルガー症候群

アトピー悪化
人間関係の失敗といじめ

心の病気

身体の病気

身体の病気第二段階



私は何とかして、
この連鎖を断ち切りたかった。


今では拒食症もなくなりましたし
肝炎や感染症だって治っています。

でも、過去の記憶は消えないし
自分がなぜ、そんな連鎖の中にいなければならなかったのかという問いは
いまだに心に刻まれています。


私はアーティストになりましたが
根本的な理由は、たぶんここにあります。
「負の連鎖を断ち切ること」。

アーティストになればそれができるのか?というと
できます。と言うかそれしか方法がないんです。

私にとって、
描くことには今までのすべてが詰まっているからです。


奇妙な言い方ですが、
私が救いたいのは子供の頃の自分なのかもしれません

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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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