エッチング 刷りの巻

前回の版画教室では
エッチングの版作りにひたすら集中でした。

今回は版も完成し
ようやく、刷ることができます!


エッチング2-10001
3段階の腐食と細かい止めニスがけでできあがった
我がきらめく銅版。
さぁーどういう風にできているのかな。




エッチング2-20001
版ができあがったら、
とりあえず線の刻まれ具合を確認するため
黒いインクを詰めて刷ります。



エッチング2-30001
本番では、インクのふき取り具合を調節して
濃淡をあらわすことができますが
試し刷りのときは均一にしっかり拭きます。
(線を確認するのが目的のため)




エッチング2-40001
試し刷り。

ここで、足りない線があればニードルでひっかきます。
今回はこれで十分なので、このまま進行。




エッチング2-50001
紫のインクを使いたかったので聞いてみたら
ちゃんとそろっていました。




エッチング2-60001
インクを詰めているところ。
インクを練るのは金属ベラですが
版に詰めるのはこの、紙ベラです。
金属ベラでやってしまうと、版に傷がついて
よけいな線が入ってしまうため。

私は最初、これを間違えました・・・




エッチング2-70001
均一につめたら寒冷紗(ごわごわした布)で拭き取ります。
円を描くようにぐりっぐりっと。
けっこう徹底して拭いてしまって大丈夫なようです。




エッチング2-80001
とりあえず、紫で刷ってみたところ。

上の方はインクを残しぎみに、
下の方はきちっと拭きとりました。

上は空なので、線よりも色のグラデーションで。
下は大地なので、硬い感じを線の集積で出そうと思いまして。

大地の方は、インクを強く拭いても大丈夫。
それを見越して太い線を密集させておきました。


でもなんか、紫だとあまり
硬い感じの線が出ないような。



というわけで、インクを青に変更。

エッチング2-90001





エッチング2-⑩0001
こちらは刷り機です。
版と紙を重ねて置いて、
右のハンドルをまわすと刷れます。





エッチング2-⑪0001
青で刷りあがったところ。

うーん、線はくっきり出たけど
紫のときにはあったニュアンスが消えている。

しばし考えているところで
城戸先生のアドバイス
「二色で刷ることもできますよ」



・・・これだ!



眼からうろこ。善は急げ。
さっそく「空は紫・大地は青」で刷ってみました。

エッチング2-⑫0001

完成作はいま、工房で乾かしているところなので
また次の機会にお見せしますが
結論から言うと「大成功」でした。


今回の銅版画教室は
結局、終わりまでひたすら刷りまくり。

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