銅版画 アクアチント編
ニキの版画日記、今回はアクアチントです。
アクアチントは粉末状の松脂を
版の表面に撒いて
独特のタッチをつくるもの。
今回、選んだ作品はこちら。
これを銅版画バージョンでやってみます!
↓
↓

【“闇からの歌” 2013年12月 油彩 F0号】
これはブラック・サバスの
“Letters From Earth”という曲による
共感覚を描いたもの。だいぶ難しかった。
両わきの岩壁にアクアチントを使うことにしました。
あと、空かなー。使うとしたら。
さて、アクアチントは
どちらかというと描写よりはトーンの表現に
向いているため
エッチングやドライポイントと併用して使うことが多いそうです。
私の大好きな画家、フランシスコ・デ・ゴヤ。
そのゴヤの版画はアクアチントでトーンを決めた後
エッチングなどで描き込みをしていることが多いらしいですよ。
そこで私も、エッチングと併用することに。

まずは下絵です。

左右反転させて、銅板に転写します。

グランドをひいて乾かしたところ。
(本来なら最初にグランド、次に転写です。
まちがえました)

ニードルでひっかいてグランドを落としたところ。
これを腐食液につけた後、
グランドをおとして試し刷りします。

試し刷り。
今回は腐食する時間を長め(40分)としました。
アクアチントをあとからかけても、
線がしっかり残るようにするためです。
ここまでやったところで、
アクアチントの一部としてのエッチング終了。
次回はいよいよ松脂の出番です!
アクアチントは粉末状の松脂を
版の表面に撒いて
独特のタッチをつくるもの。
今回、選んだ作品はこちら。
これを銅版画バージョンでやってみます!
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【“闇からの歌” 2013年12月 油彩 F0号】
これはブラック・サバスの
“Letters From Earth”という曲による
共感覚を描いたもの。だいぶ難しかった。
両わきの岩壁にアクアチントを使うことにしました。
あと、空かなー。使うとしたら。
さて、アクアチントは
どちらかというと描写よりはトーンの表現に
向いているため
エッチングやドライポイントと併用して使うことが多いそうです。
私の大好きな画家、フランシスコ・デ・ゴヤ。
そのゴヤの版画はアクアチントでトーンを決めた後
エッチングなどで描き込みをしていることが多いらしいですよ。
そこで私も、エッチングと併用することに。

まずは下絵です。

左右反転させて、銅板に転写します。

グランドをひいて乾かしたところ。
(本来なら最初にグランド、次に転写です。
まちがえました)

ニードルでひっかいてグランドを落としたところ。
これを腐食液につけた後、
グランドをおとして試し刷りします。

試し刷り。
今回は腐食する時間を長め(40分)としました。
アクアチントをあとからかけても、
線がしっかり残るようにするためです。
ここまでやったところで、
アクアチントの一部としてのエッチング終了。
次回はいよいよ松脂の出番です!
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