天使が来た

5月16日はハードロック・ヘヴィメタル界の
伝説的歌い手、
ロニー・ジェイムス・ディオの命日でした。

彼こそは私の人生を変えた人です。


パンジー145040001

もう隠しておいても仕方ないから
ここで書いてしまいますけど、
私が“天使”というモチーフの啓示を受けたのは
彼の存在にぶち当たったからです。

衝突したと言ってもいい。




それは啓示と言うより、ほとんど事件です。



2007年5月11日夜の8時、もしくは9時、
私はまったくの偶然でテレビの洋楽番組を見ていました。

その番組は、ハードロック/ヘヴィメタルの名曲特集で
昔のミュージックビデオなんかもいっぱいかかっていました。

その二曲目に流れたのが、
ブラック・サバスの“Die Young”でした。

これは1980年に、
ロニーを二代目ヴォーカルとして迎えて
彼らが放った名曲です。

ちょうどロニー時代のサバスが
ヘヴン・アンド・ヘル名義で再結成していた時期だったため
この曲が流されたのでしょう。


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ロニーです。おそらくサバス時代の写真。


その時、私の中に起こった現象については
今でも何と語るべきかわかりません。

「これが・・・これが、ロニーか!!」と
彼の姿にくぎ付けになりつつも、
心の深奥ではまるでちがうイメージが湧きおこっていました。


彼を見た瞬間に「天使だ!」と思いました。
それもただの天使ではなくて、長崎の天使です。



幼少期に見た写真の恐怖については
このブログでもたびたび書いてきました。
戦争その他の画像や映像が
何年も頭に残り続け、
まともな日常生活が送れなくなってしまうという、アレ。

中でも特に印象に残っているのが、長崎の写真。

東松照明12.9.180001
(東松照明による)


私は彼の姿の中に、
あの「グラウンド・ゼロの天使」の姿を
なぜか見出してしまったのです。

その日から私は、
自分があの記憶から逃れられないことを知りました。
だってそうでしょう、
愛の対象が恐怖の対象と結びついてしまったんだから。




はい。とんだ妄想狂だなと思われた方、
私もそう思います(笑)



ロニーがアメリカ国籍だということぐらい
私も知っていますよ。

でも、このイメージの連鎖は
そのことを知る前に起こってしまった。

そして、たとえ「長崎の天使」が別の国の写真だったとしても
私は同じショックを受けたでしょう。


それは“信仰”というものについての
重いテーマを突きつけてくるからであって、
日本だからショックを受けた、という単純なものではないからです。



それだけではありません。

その5年くらい前には
イスラエルのフィギュアスケート選手
セルゲイ・サフノフスキーのことを好きになっていましたが、
なぜかロニーがセルゲイとどこか似て見えたのです。

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セルゲイと相手のガリト(向かって左の女性)。


いま見るとまるで違った顔なのに。
(まあ、痩せっぽちで、顔が濃くて、
 キャラが立っているところは似てますけど)


イスラエルと長崎ですからね、
信仰について悩み、考えるには最適とも言うべき舞台設定も
ここにととのってしまったのであります。
私はキリスト教の学校で教育を受け、そういう悩みをずっと抱えていましたし。



その日、2007年の5月11日が
文字通り私の人生が変わった日になりました。


セルゲイによって原点が作られ
ロニーによって喚起された
“傷ついた天使”のイメージは、
その後、何人ものモデルが加わって今に至っています。



ジョニ-2 14304
ジョニー・ウィアーも


マーティ14034
マーティ・フリードマンも

実はふたりともモデルのうちにいます。


後で知ったことですが
セルゲイ、ジョニー、マーティと
なぜか3人ともユダヤ系でした。



その日、5月11日に私が見た映像がこちら。Youtubeにありました。




なお、今回の記事は
以下の記事とともにお読みいただくと
面白さが数倍になります。たぶん。

返ってきた長崎の天使
忘れられないセルゲイ
信じがたい偶然 造形編
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