「アスペルガー」の名前がなくなるらしい

講演の話にちょこ~っと書いたんですけど、
アスペルガーという名前が変わったそうでして。
ふつうの自閉症とあわせて
「自閉症スペクトラム」とかいうのになったそうです。
(「ふつうの自閉症」ってのもなんか妙な言いまわしね/笑)
ほかにも「学習障害」が
「学習症」になったり
「拒食症」が
「神経性やせ症」になったりしています。
米精神医学会が
基準を改定したため
それにともなって名前を変えたそうです。
同時に、なるべく偏見を与えないような名前に変え、
「障害」という言葉も使わない方向になっているらしい。
神経科の先生に聞いてみたら
こういうカテゴリーは研究が進むとともに
どんどん変化していくのだそうです。
ともかく、私としては
旧名アスペルガーが「障害」として認知されるのであれば
呼び方には特にこだわりません。
悪意の感じられる名前では困りますが。
「障害」だろうと「症」だろうと
とにかく何か不自由をかかえていると
はっきり分類してくれるのであれば。
それで感謝なんです。
なんて言うのかな、
別に「障害」と呼ばれていやだとか思わないんですよ。私。
だってさぁ~
名前変わったって問題変わらないべよ(爆)
「障害」が「障がい」になろうと
「障碍(これで「がい」と読む)」になろうと
私という人間は変わりませんし、
私が抱えている問題も変わりません。
ちなみに。
私はあえて、古い「障害」を使ってます。
だって実際、私にとって「害」が多いんだからさ。
どちらかというとこの配慮って
ご家族に対してのものなのかしら。
やっぱり
「ウチの子供は障害者ではない!!」と
断じて言い張る親御さんとか、いるんですって。
そういうケースでは診断を伝えるのが
ほんと~うにやりにくいんだとか。
そういう方々に診断結果を伝えるときは
ちょっと和らげた診断名の方がいいのかもしれません。
少しは抵抗感が減るのかな。
まあ、当事者でもいますな。
「自分はこんなにふつうの人間なのに
発達障害にされてしまった」・・・って
いや、どう見たってそうですよアナタ、というケース。
さて、そのアスペルガーですが、
「旧名」をつけたりしながら
もうしばらくこれでいきます。
7年間これを使い続けて
すっかりなれちゃったので。
- 関連記事
-
-
Youtube事件 ついでに 2014/11/08
-
「アスペルガー」の名前がなくなるらしい 2014/06/11
-
旧名アスペルガーについて講演してきました 2014/06/07
-
テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体
<<山崎洋子さんの自伝から | ホーム | 山崎洋子さんの新刊の表紙に!!>>
コメント
そうなんか
うーん、安藤さんは自閉症って感じは全然しませんけどね。こうやって、話してるとすごく普通ですし。自閉症スペクトラムでまとめてしまうのは、なんか間違ってる気がしますσ(^_^;)。
Re: そうなんか
私、具合のいい時しか外出したりネットでやりとりしたりしないんです。
だから症状が目につかないんでしょうね。
でも日常生活では困難なことがいっぱいあります。
感覚障害とか空間認識力がないとか、強迫観念的な思考とか。コミュニケーションの障害もあります。
何日間か一緒に生活してみるとヘンなところがいっぱい見えてくるはずです(笑)
だから症状が目につかないんでしょうね。
でも日常生活では困難なことがいっぱいあります。
感覚障害とか空間認識力がないとか、強迫観念的な思考とか。コミュニケーションの障害もあります。
何日間か一緒に生活してみるとヘンなところがいっぱい見えてくるはずです(笑)
No title
いやいや、誰でも多かれ少なかれ変なところはあると思いますよ?
って、統合失調症の僕が言っても説得力はないですが(笑)。
って、統合失調症の僕が言っても説得力はないですが(笑)。
Re: No title
おや、統合失調症だったのですか。それははじめてうかがった気が。
それも大変そうですね。(・。・;
まあ「変」かどうかというより、その度合ではないかと。
私の「変」は許容範囲を超えていましたからね。
今でも仕事の関連と病院以外は外に出られないです。体が持たなくて。
それも大変そうですね。(・。・;
まあ「変」かどうかというより、その度合ではないかと。
私の「変」は許容範囲を超えていましたからね。
今でも仕事の関連と病院以外は外に出られないです。体が持たなくて。
No title
うーん、僕の病気は、当事者の感覚としては、わりとどうでもいいことが、自分への否定的かつ超自然的メッセージとして感じられました。つまり、他人の咳払いとかが僕の考えに反応して(思考伝播というらしい)、否定してきているようで苦手でした。何かと話題の「ラップ音」も神様が自分の思考を注意、警告しているものと感じていました。あと、何もかも自分のこととして受け止めてしまいます。会話、漫画、映画、TVなど、自分のことを暗に否定しているように感じていました。頭ではそんなことありえないと思っていても、心はショックを受けるのですよ。
でも所詮、どうでもいいことなので、最近は気にすることもなくなりました。こういうのは慣れですね笑。
安藤さんの病気も拝聴していて、いろいろ苦労されているんだなと思います。でも、ストイックに作品を生み出すことに専念されているから、強いなぁ(^^;)と思います。安藤さんには絵画、僕には物理学、お互い没頭できることがあって良いですね。精進しましょ^^!
でも所詮、どうでもいいことなので、最近は気にすることもなくなりました。こういうのは慣れですね笑。
安藤さんの病気も拝聴していて、いろいろ苦労されているんだなと思います。でも、ストイックに作品を生み出すことに専念されているから、強いなぁ(^^;)と思います。安藤さんには絵画、僕には物理学、お互い没頭できることがあって良いですね。精進しましょ^^!
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: タイトルなし
鍵つきコメントの方へ
そうなんですって。私としてはどれほどイメージが変わったのか
あんまりわからないままなのですが・・・あはは。
見えない障害と呼ばれるくらいですから、分かりにくいかもしれません。
障害者枠ということはみなさんご存知なのでしょうか。
ストレス対処法は大事です。私はその方法=絵がそのまま仕事になりました(笑)
そうなんですって。私としてはどれほどイメージが変わったのか
あんまりわからないままなのですが・・・あはは。
見えない障害と呼ばれるくらいですから、分かりにくいかもしれません。
障害者枠ということはみなさんご存知なのでしょうか。
ストレス対処法は大事です。私はその方法=絵がそのまま仕事になりました(笑)
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |