私が私を認めるときは・・・?

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山崎洋子さんの自伝『誰にでも、言えなかったことがある』には
エピローグにこんな一節があります。


「(・・・)私は私を否定し続けて来た。・・・自分を好きになることができなかった。
 大人になってからも、摑めなかった人生にばかり固執し、
 摑んだ人生を評価してこなかった。」





へえぇ、洋子さんでさえもそうなのか!


ここを読んだとき、意外でもあり、
ちょっと安心もしました。
30年近く作家として活躍してこられた洋子さんでさえ、
こうなのか、と。


なぜって、今の私がこれだからですよ。


私も、自分を認めることができなくて
自分自身がそれで悩んでいる。


「達成したこと」だってたくさんあるはずなのに、
「達成していないこと」しか見えなかったりする。

支えてくれている人たちに対しては失礼な話でしょうけど
正直に書いてしまうとそうです。




しかし一方で、
私から見ればすべてを手に入れているように見える人がいます。
(特に画家と名のつく人)

そういう人たちでも
本人はけっこう欲求不満だったりするんでしょうか。
もっともっと、まだまだと思っているんでしょうか。


一度まったく別の人間になって、
私という人間を外から見てみたい。どんなふうに見えるんだろうと思うんです。



ただ、10代の頃の私が
今の私を見たら、
たぶんあこがれると思う。

なぜなら、今の私の描いている絵が
子供のころに描きたかった絵とかなり近いから。

そう考えると少しは進歩しているのかもしれません。

テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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No title

今年大ヒットした、ディズニーの映画の主題歌が
「ありのーーままのー 自分をー好きになってー」

ていう感じの歌だったんですけど、やはりこれは、人種問わず誰にも共通の悩みなんでしょうか・・・・

Re: No title

その曲、聴いたことがないんです(>_<)
でもヒットしているってことは、多くの人が共感しているんでしょうね。
私から見れば「その喜びの一個くれよ」って言いたくなる人でもそうなんでしょうか・・・

No title

私も「そりゃそうだけど、そんな簡単に言うなよ」という感じで聞いてました(笑)

ヒットしてるのは・・・・歌詞よりも、メロディが良かったから、みたいですよ。

「自分の事を認めれない悩み」までは多くの人が共感すると思うんですけど、
「だから自分を好きになろう」はそれとは別でなかなか、難しいですよね・・・

Re: No title

自分を好きになるって難しいことですよね。
幼少期にそういう機会(周囲から認められる)が足りていないとなおさらね。
まあ、それが人生の御修行ってことでしょうか(笑)
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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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