コラージュ制作のきっかけ1

さて。
頭も無事に働くようになったんで
コラージュを始めたきっかけらしき出来事について。
ブログ用 元思想犯とともに0001
【“元思想犯とともに”  2011年5月 ミクストメディア B4】
先日、寺山修司の映画「田園に死す」を見たんですよね
母が「あら、なつかしー!」とか言って
見ている横で、
パソコンいじりながらw。

見てぶっ飛んだ。

あんまりにも、自分の見てきた世界に似ているんだもの。

死後の世界と同居した村。サイケデリックな色彩。
鉄道。サーカス。都市へのあこがれ。得体のしれない人々。

線路を妙なものが走ってきたり、
川を雛段が流れてきたり、
黒装束のばーさん集団が噂話してたり。

幼いころ心の中に抱いていた
あの悪夢の世界が、
もうそっくりそのまま再現されている、その驚き


そして、この映画を見たことに感謝。
だってさあ・・・
子供のころだったらぜーったい、怖くて泣いてたから。

あの映画は寺山修司の自伝的作品でして、
作者自身とその少年時代(らしき二人)が出てきましたが、
私も自作に自分の分身を出すことが、よくあります

この作品もそう。

元思想犯というのも、映画に出てきていたはず
(実はうろ覚え・・・)
それで急に思い返したのです。
私も10歳くらいから、「思想犯」とか「転向」とか、
この手の言葉をなぜか知っていたってこと。

不安と闇の世界、
恐怖と、なぜか奇妙な懐かしさをあらわす言葉として、頭の中にありました。
まるで戦前・戦中を回想するように。

廃屋か隠れ家のようなところで、
思想犯だった男と出会う、幼い少女。
彼女は男から昔の話を聞きます。
そしていろいろな闇を知って、大人になっていくのかも。
(窓の外に咲いているのが皇帝ダリアというのが、なんとも皮肉・・・。)

映画によって、自分の持っていた悪夢の世界を呼び覚まされたんですね。きっと。

これが、コラージュのきっかけ其の一です。

コラージュだと何だか、
油彩よりももっと正直に表現できるところがあるようで。
これも多分、映画を見たおかげだと思います。
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