「もうひとつの過去」の記憶

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これはよもや、経験した方はいるでしょうか。

分からないのでここに書いてみます。


私は3年くらい前まで、
「もうひとつの過去」の記憶というか
意識を持ち続けておりました。




それはかなり妙な感覚でした。





自分が幼少期に見た戦争の記録とか、
そういう世界に自分がいたような気がするんです。



たいてい見た写真はモノクロなのに、
意識の中ではカラーになっています。


長期間にわたる記憶はなく、
ほとんどが印象に残った思い出の断片としてあらわれました。


その記憶の中では
私は子供で、
年齢は行ってて15歳くらいまで。

もちろんその間、現実の私はこっちの世界にいましたよ。
それでも自分が
別の世界とまたがって生存していた感覚になるんです。


こちらの世界の両親はいません。

そもそも「もうひとつの過去」の記憶で
親がいたことがない。



まるで見たことのない国や町にいて、
周りにいる人たちもみな、
一度も見たことのない人たちばかりです。



言葉もどうやら日本語ではない様子。
それでもちゃんと意志の疎通はできるんです。




たとえて言えばそうねえ、
前世の記憶がある人ってこういう感じじゃないかしら。
よく知らないんですけど・・・



みなさんの中で、
こういう記憶?意識?を持っている方はいるでしょうか。

ちなみに、
この「もうひとつの過去」があるという意識は
アーティスト活動が進んでいくにつれて
だんだん無くなっていきました。

だから個展デビューした2010年にはまだあった。




以前、発達障害の方の書いた手記で
こんなことが書いてありました。


「日常生活をどうにかやりすごすために
もうひとつの人格を自分で作りだして
そちらの方の自分を出すようにした」

「新しい人格は怒りの感情が突出していて
それがとりあえず生きるエネルギーになっていた」


この方の場合、
発達障害だと診断されたことがきっかけで
人格がまたひとつに戻ったそうです。

意識喪失はなかったようだし
意識的に人格を取りかえていたらしいから
解離性同一性障害ともまた違うみたい。



私の「もう一つの過去」は
ちょっとこれに似ているようにも思えます。

テーマ : 発達障害
ジャンル : 心と身体

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Re: No title

鍵つきコメントの方へ

コメントをありがとうございます。ほかにもこういう方がいらっしゃるんですね。
おっしゃることを読んで、もしかしたらショックが強すぎて?あるいはショックを緩和するために?防御作用が働いたのかなと思いました。
綺麗な魂になれるようにがんばります(^^)
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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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