キューバとアメリカが国交正常化だそうで

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昨年(2014年)、アメリカとキューバが国交正常化へ動き出すという
ニュースがありました。


私にとってこのニュースが頭に残ったのは、
今好きなミュージシャンにキューバ人がいるからです。
(現在60代なのにめちゃめちゃ若い♫
 ルックスいいし腕いいし性格いいらしいし・・・ってまあこの際どうでもいいわなw)




その人は子供のころに家族とともにアメリカに移住し
後にアメリカ国籍を取得したそう。


彼はこのニュースを聞いてどう感じたんだろうか。




キューバから出たのが1960年だというから
おそらくキューバ革命の影響なんだろう。

聖書を読むのが習慣になっているらしいし
エルサレムの教会で祈っている写真を見たこともあるから
カトリック教徒なのかもしれない。
カトリックは革命前のキューバで70%を占めていたそうだから。


革命後のキューバでカトリックがどういう目で見られたか、
なんとなく想像はつく。





アメリカに移住した彼にとって
祖国は多かれ少なかれ“断絶した”ところにあったはずだ。
そしてその“断絶”に適応しながら生きて来たんじゃないだろうか。

生まれた国と住んでいる国に国交がない、とは
けっこうどころかかなり重大なことだと私は思う。

そういう“断絶”を時には忘れ
時には意識してきた人生なのではないか。



その祖国がある日突然
“通行可能性のある”ものに変貌した。

それはもしかしたらかなり複雑な、
あるいは居心地の悪いものではないだろうか。


何十年もの間“断絶”が前提だった祖国の位置を
自分の中で新たに
“通行可能性のあるもの”として再構築しなければならない――というのは
大変な作業であるし、
決して愉快なことだけじゃないと思うのです。


今SNSで活動を報告している
彼の姿からは、
そういう葛藤があるかどうかをうかがい知ることはできない。
彼はたいてい笑顔だから。




世界中にキューバ移民はいるし
アメリカには特に多くいるそうだから
捉え方もさまざまなんだろう。


でも、キューバに残っていた人々と
アメリカに移っていった人々との間に
わだかまりはないんだろうか。



マルクス主義者だったら
「資本主義大国がついに共産国に頭を下げたぞ!!」と
喜ぶのかもしれませんが、
私はそこまで無邪気に喜べません。



まあ私だって、
件のミュージシャンが
「ウン十年ぶりに里帰りしたよ~♫」と
大喜びで証拠写真を出せることを一番望みますよ。

国交正常化がそこまで屈託のないものであるなら
それに越したことはないのですから。

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