子供たちと大人たちと囚人たち

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また子供が
学校でのことがきっかけで死んでしまいましたね・・・
別のところではママ友ふたりが自殺したし。


毎回ニュースになるたびに
ひとしきり騒ぎになるけど、
こういう騒ぎは私が現役のころからずうっと続いています。





だれかがシナリオでも書いているんでしょうか?ってくらい
似たような形で繰り返されている。

そして新しく誰かが亡くなるたびに
その前に亡くなった人たちが忘れられていく。
覚えているのはごく身近な人くらいでしょう。





自分の経験や
人から聞いた話を総合すると
「学校でいじめられないための鉄則」というのがあるみたいで
まとめるとこんな感じ。



1・目だたないこと

2・反対意見を述べないこと

3・空気を読むこと

4・力のある生徒のグループに入ること






・・・なのだけど、
これは「強制収容所で生き残るための鉄則」
見事に一致している。





力のない囚人はつねに「そうであります」と返事をし、


監視役の囚人から目をつけられないために
自分の気配というか個性を消し、
空気をひたすら読む。

そして力のある囚人の傘下に入って
食べ物のおこぼれをもらったり
必要なものを手に入れたりする。

不器用でこういうことができない囚人は死ぬだけ。





「囚人」が生徒に変わっただけで
本質はほとんど違っていない。

物理的に死が迫ってくることは少ないけど、
クラスの中ではほとんどの子供たちが
いつも自分が「仲間」でなくされること、
登録抹消されることを恐れているのです。




私はこの一致から
何の結論もいまだに導き出せていません。



私のいたところ、聞いた話が取りわけて異常だったのか。

現代日本の学校が異常なのか。

現代のすべての学校はこんなものなのか。

それとも集団と名のつくものは
多かれ少なかれこの性質を備えているのか。

テーマ : いじめ
ジャンル : 学校・教育

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No title

今日 お母様が寄ってくれたようですが 留守で申しわけございませんでしたと とお伝えください。

Re: No title

ご丁寧にありがとうございます。
母から聞きました。奥様にお会いできたと申しておりました。

No title

集団と名のつくものが、多かれ少なかれこの性質を備えている気がしますねぇ。
私個人の、世界観ですが。


あと、強制収容所と似てしまうのは、こういう問題が起きる時の共通点として、「逃げられない」ってのはあるんじゃないでしょうか。
「いざとなったら、辞めれる、離れられる」状況であれば、なかなか自殺まではいかないですよね・・・

Re: No title

私もどうもそんな気がするのですよ。
人が数人いれば、立場の上下が自然に出てきますし。

学校や職場は実物の強制収容所ではないですから
物理的に監視されているわけではないけど、
やっぱり死者まで出る状況なら明らかに逃げ場がないんです。死者が出なくてもそうか。
「行きたくなかったら行かない」ということができないですからね。
学校だって行くのが正常だし、職場に行かなかったらクビになるし。
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プロフィール

探究者ニキ

Author:探究者ニキ
安藤ニキ
神奈川県横浜市生まれ、
慶応義塾大学文学部哲学科卒業の画家。
油彩・版画・ドローイングなど表現方法はさまざま。たまーに漫画も描きます。
作品のお問い合わせはnikiあっとando-kobo.jpへお願いいたします。

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