嗚呼、わが遺伝子

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遺伝子ってものはストレスでけっこう傷つくそうな。


以前聞いた話によると
ストレスを与え続けたネズミが産んだ子供は
普通に育ったネズミが産んだ子供に比べて
行動がおかしかったり(不安そうにせわしなく動き回ったりする)
病気になりやすかったりするそうな。

うろ覚えだけどそんな実験の話でした。




遺伝子に傷がつく例といえば
放射線が有名ですが
そこまで強烈でなくてもあるんですねぇ。


(※強度の放射線を浴びると
遺伝子を構成している染色体がぐちゃぐちゃの糸くず状になってしまい
細胞分裂ができなくなってしまいます。
それで体の細胞がどんどん壊死していってしまいます。怖・・・)



遺伝子は常に
ちょっとしたことで傷がついていて
その都度、自力で修復されているのですけど
修復しきれないこともあるらしい。
もしくは修復しても、身体の怪我のように傷跡が残る感じかしら。



以前、イスラエルにあるヤド・ヴァシェム
サイトをのぞいたのですよ。
ヤド・ヴァシェムとは国立ホロコースト記念館のこと。
エルサレムで二位の観光名所だそうです。(・_・;)

そのサイト内に
ユダヤ人のみなさんが描いた絵を集めたページがありました。
描いたのは当時を知る人から戦後世代までさまざま。



しかし、何なんでしょうねえ。

あのド迫力。



こういう“大きなテーマ”を表現した作品には
名作がある一方で
なんかしらじらしい(苦笑)のも数多いし、
それは当事者でさえも例外ではないのです。


ヤド・ヴァシェムの作品にはその“失敗系”がまるでなかった。
どの作品も恐ろしいほどリアリティがあるんです。
しかも作品としてのレベルが高い。



正直、ここの収蔵作品を見ると
流行りネタで“社会派作品”なんて作る気がなくなりまっせ。
どう考えたって勝てないもん。
もともと作っていないけど。




ここで思い出したのが、
冒頭の「遺伝子がストレスで傷つく」という話です。
あの作品群を描いたユダヤ人のみなさんは
もう遺伝子レベルで
「苦悩」が組み込まれているんじゃないかと思うぐらいでしたから。




おそらく、私の遺伝子もだいぶ妙なことになっているんでしょう。
幼少期からストレスかけっぱなしだし。


細胞分裂の機能だけは無事なので
日々、生命活動は持続しておりますが
この不幸の遺伝子は次代に残したくないな~(本音)。


まあ、相手もいないのに遺せませんけどね。呵々大笑。
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