ニキ・ドサンファルと自閉症スペクトラム

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ニキのケープを着ている ニキ ↑

うしろ↓
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私の「安藤ニキ」という名前は本名で(ただし戸籍上は名前が平仮名)、
アーティストのニキ・ド・サンファルからとったものです。

・・・ということは何回か書いてきました。


また、私が自閉症スペクトラム(診断時はアスペルガー症候群ね)だ
ということもよく書いてきました。


で。



最近私は、
名前の本家であるニキの方も
もしかしたら自閉症っぽいんじゃなかろうか、

と思っています。







まあ、そもそもアーティストや作家といった人たちには
多かれ少なかれ自閉っぽいところがあるんですけどね。





ニキ・ド・サンファルが極端な鋭角嫌いだった話
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。



尖ったものや直線、あと左右対称のものはほとんど嫌い。


代わりに丸いもの、丸みを帯びたものが好き。
有機的なフォルムが大好きだったようです。



だから日本にニキ美術館が開館した時も
壁や天井の角をすべて丸くしろと言って聞かなかったそうです。


電話で毎回怒ってしまいには泣き出したので、
コレクターのYoko増田静江さんが辟易したらしい。
(ちなみに美術館を設計したのは静江さんの旦那さんの
増田通二さん。)

結局は気に入ってくれたみたいですけど。




私はこれが、単にニキの美学のみによるものだったとは
思えないんですね。



自閉症スペクトラムの人は
決まったものに対して極端な恐怖や嫌悪を示すことがあるからです。



恐怖症といえば高所恐怖症、閉所恐怖症などが
思い浮かびますが
ほかにもいろいろあります。

特定の状況や言葉がどうしてもダメだったり。



もともとトラウマが生じやすい脳の構造なんですよ。
気持ちの切り替えが不可能に近かったり、
印象に残った場面をカメラのように記憶してしまったり。

だから、辛い場面を想起させるものに恐怖症を生じても
おかしくはないんです。


また、体験とは関係なく恐怖症が出ることもあります。




ニキの鋭角・直線嫌いも、
単に「自分のキャラ/美意識に合わないから」だけではなく
一種の先端恐怖症のような感性が働いていたのかもしれません。


さらに、ただ「嫌い」というだけなら
普通の恐怖症ですが
長年にわたってその点にこだわるところを考えると
やっぱり自閉症っぽい。



ニキの作品を見ると、
模様が増殖していくような
ちょっと通常の感性とはずれたものを感じるのですよ。

タロット・ガーデンを一生かけて作っちゃった人だし。

その内部の装飾も
楽しいと言えば楽しいけれど
ちょっと強迫観念的といいますか。


だからなおさら、ニキも自閉症的なところがあったのかな?と思うのです。

テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

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