朝日新聞「レジェンド・オブ・ヨコハマ」2月

朝日新聞に連載中の
「レジェンド・オブ・ヨコハマ」、
2月のテーマは「旧地名」でした。


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横浜にかつて外国人居留地があったころ
最初は番号だけで地名を付けていたのが
日本語の町名に変わりました。

その中で警察署とバス停の名前にだけ
今も残っているものがあります。

「加賀町警察署」と
「薩摩町中区役所前」。

「加賀町」も「薩摩町」も実際にはないんですけどね。


なぜこのふたつの名前だけ残ったのかも、謎。




こんなふうだから
今回の挿絵は一番アイデアがためされるものとなりました。
なにせ横浜の有名人とか
昔あった伝説的な建物とかではないですからねぇ。


居留地時代の絵だけでは面白みがないですし。



そこで、現在の風景の中に
昔の人がこっそり紛れ込んでいる、という構図にしました。
(「となりのトトロ」のバス停みたいな感じ)

場所に選んだのは薩摩町中区役所前のほうです。
横浜市営バスの通り道になっているとのことなので
昔の人が現在の横浜で市内めぐりをしている・・・というストーリー。


もうひとつ、
加賀町警察署で昔の人が道を聞いているというアイデアもありました。



今回の絵はカラーだともっといい雰囲気なので
デジタル版が出たらまたお知らせいたします。
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コメント

幻想的な挿絵

 現代世界の中に明治の人を忍ばせたアイディア。現代都市の山下町に加賀町の名の警察署が忍んでいる場所。幻想的な挿絵になって、面白いと思いました。

Re: 幻想的な挿絵

抹茶さん、ご覧いただきましてありがとうございます。
当時の人を現代の風景の中に紛れ込ませることで、この場所の名前がもつ謎の雰囲気を感じられたら・・・と思って描きました。

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