「レジェンド・オブ・ヨコハマ」4月は乗合馬車

朝日新聞「レジェンド・オブ・ヨコハマ」(山崎洋子さんによる月一連載)、
4月のテーマは乗合馬車でした。



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こちらはデジタル版のスクリーンショット。記事はここからお読みいただけます。

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日本では乗り物に馬を使う習慣がほとんどなかったのですが
開港とともに、外国人居留地の西洋人たちが馬車を導入。
日本人も乗るようになったそうです。


このとき開設された馬車道が
現在でも残る「馬車道」という地名のもとになりました。
(道は横浜にも何本もあったようですが
今、この地名で残っているのは吉田橋から関内までの道のみ)



今回の挿絵は
当時の錦絵やお皿に描かれた絵などを参考にして描きました。



右上にコラージュしたのはガス灯です。

横浜の乗合馬車について調べていたら
日本で最初のガス灯が馬車道に設置されたとのことで、
これは一緒に描かねばなるまいと思いまして。



ありがたいことに
現在の馬車道では当時を再現するイベントがあるため
乗合馬車や御者のおじさんたちの資料が
実写でいっぱい見つかりました。

女の人たちが当時の衣装で参加していたりもします。




この挿絵にも登場していますが、
当時の女性のドレスは「バッスル・スタイル」という
スカートの後ろだけ膨らませたもの。
それまでは全体的に巨大な裾でした。

スカートが見えないので残念ですが
ドレスの上の方も時代によって特徴があるので
意識して描いています。


たしか女性が積極的に世に出るようになって
より動きやすいデザインになったんじゃなかったかな。


「シャーロック・ホームズの冒険」の挿絵に出てくる女性、
あれもたぶんバッスルです。
(ホームズものには自立する女性がわりとよく出てきます)




ちなみに、私が6月にも個展を開く
山手の岩崎ミュージアムでは
そのバッスル・スタイルを含む昔のドレスを着て
記念撮影のできるコーナーがあります。

やっぱり明治時代の洋装として、バッスルが一番人気があるみたいですよ。
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